入試は「自主学習力」で決まる。➄
2017年3月15日
※ 3月半ばとなりました。 既報通り平日は満席となりました。 土日も午前はすでに満席となりました。
※ 現在は(上記条件に合わない方の)来期のご予約をいただいている状況です。こちらの方は空きがございます。
続きです。
「成長したい」という本能からなのでしょうか?前回のお話し通り、植物はどんなに過酷な環境にあっても、その中で自分の特性を利用・優位性を発揮し、また、他者からの力を借りることなく自ら育っていきます。
これを人の子にあてはめるなら、また、入試を志すお子さんにあてはめるなら、自分から学習していこうという気持ちが芽生えるまで待ってみるというのは如何でしょうか?
「いつになったら行動を起こすのか?」見守る親御さんは気を揉むかと思います。確かにいくら待てども行動する気配を見せない子はいます。
それは間違いなく「口では受験したいと言っているが、本音はそうではない。親にそう言わされている」ですので、そこは親子で話を詰めて方向性を確認すべきです。本音が「受験したくない・勉強時間する時間を遊びに使いたい」でしたら、中学入試は断念した方がいいですね。ただ、その場合は公立中→公立高(もしくは私立高)を目指すことになり、それはそれで(いろいろな意味で)大変であるという覚悟は予めしておいた方がいいかもしれません。人生、楽を優先し苦労を先延ばしにすると、その倍返しの苦労が後々待っているのものです。
しかし、中学受験を「本人がしたい」「親もさせたい」と、ベクトルが一致しているのであれば待つべきです。
親側から促すことなく、せかすことなく、叱ることなく子どもを学習させるには「待てばいい」のです。
ただ、親にその「待つ勇気」がない。
では、どうすればよいのか?
それにつきましては次回のお話しとさせていただきます。
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