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国語対策法を伝授

「国語の学習法」 要点の見つけ方。④

2010年6月04日

※ 算数の月曜日・火曜日のコマが共に満席となりました(5.6年)。現在、空き待ち状態でございますのでご了承ください。(理科につきましての詳細は「理科ブログ」にてご案内しております。ご確認ください)

※ 当塾は生徒の成績を伸ばすことにしか興味のない塾で、その術を心得た講師のみで成り立っています。しかし、いくら名医が患者のことを考え、ベストと思える治療・薬を施しても、当の患者が不摂生を繰り返したり、それを無視したりすれば何の効果もありませんし、双方の不利益にもなりかねません。過去の成績云々を入塾資格として問うことはありませんが、今からでも本気で成績を上げたいと願い、こちらの指導に素直に耳を傾け、その通りに実行していただけるという生徒さんを優先してお世話したいという思いがございますので、その点はご理解ください。           

※ 6月に入り、現在当塾生には「夏休みの課題・心構え」を記したプリントをお渡ししています。本気で合格を目指すなら日々その計画通りにお過ごしください。

                               以上が代表からのコメントでした。

 さて先日来、「要点の見つけ方」についてお話ししてまいりましたが、本日で最後となります。今回はいままで述べてきた「5つの要点」に補足するものを少々記しておきます。

1.読み進めていく中なかで「これ」「それ」などの指示語に出会ったときは、スルーすることなく、何を指しているかを必ず確認しておいてください。できれば指示語とその指している言葉を矢印で(線を引くのではなく)結んでおくといいでしょう。(当塾生の諸君なら「確実に指示語を見つける方法」は分かっていますよね(笑))

2.キーワードの言い換えに出会ったら、それと言い換えた言葉を矢印で結んでおいてください。言い換えの種類は以下の二つです。

① 「つまり」以下の文。

② 比喩を用いて言い換えた(表現した)文。

 例えば、「地球」というキーワードがあれば、それを言い換えた「宇宙に君臨する美しい女王」にチェックを入れましょう。この言い換え部分は設問の答えそのものになっている可能性が非常に高いので注視しておいてください。

※キーワードとは文章全体を通して万遍なく出現する言葉、特に要点内で多用されている言葉を指します。

    本日は以上です。以前述べました「文章の読み方」、そして今回の「要点の見つけ方」。この両者を併用させた読み方を徹底させてください。ここまでが料理で言えば「下拵え」段階です。これができれば、国語は半分以上できたも同然です。

 国語はフィーリングで解いたり、センスで解く教科ではありません。算数同様、緻密な計画と、的確な段階を経て解く科目です。矛盾するようですが、そういった点で言えば国語は本当は「理系科目」なのかもしれませんね(笑)。

 あとは文章が難しいからといって途中であきらめたり、やる気を失ったりしてはいけません。文章が難しいのは皆の共通認識であり、自分だけが理解できないいうわけではありません。なので、弱気になる必要はありませんよ。それに、難しいとは言え「日本語」で構成されています。しかも「小学生にも理解できる内容」ということで出題しています(出題者は鬼ではありません)。ですから、できるはず(できて当然)なのです。落ち着いて対処することを心がけてください。

 根気のない人は(国語に限らず)何をやらせても大抵失敗します。「あきらめる」「キレる」などというのは幼子にでもできることです。思考が幼稚では受験は乗り越えられません。そこを辛抱強く乗り切ることでようやく受験生たる資格を得られるのです。そして同時に一皮むけた「大人」になれるのです。私立中学はそのような思慮深い生徒の入学を望んでいることをお忘れなく。

 次回は「設問のとらえ方」です。これも重要ですね。

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