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国語対策法を伝授

運を育てる。②

2017年1月10日

 続きです。
 運を育てる・運気を上げるのに「言霊」の話に触れない訳にはいきません。なぜなら人は自分が発した言葉・他者から聞いた言葉通りの人生になるということを私自身嫌というほど見聞きしてきたからです。ですから、日頃よりマイナスの言葉を発し、私にマイナスの影響を与えるかもしれないと思われる人からは遠ざかるように努めています。
 ご父兄の中にもそういう方はいらっしゃいます。こちらがお子さんの良いところを指摘しても「いや~、だけど・・」みたいに否定される方です。最初は謙遜なのだろう、と思っていましたが、それはこの方の癖なんですね。しかし、だいたいこういうマイナス思考をそのまま言葉に発することが日常化しているような家庭環境で育った子は肝心なところで失敗します。「言霊」には善悪・プラスマイナスを判断する力はありません。ですが、「この人は頻繁にマイナスの言葉を発している。多分それを望んでいるからなのだろうな、だったらお望み通り失敗させてあげましょう」と「発した言葉の回数=発した人の優先希望」とらえてしまうからです。ですから親御さんの性格が暗いと子もそうなる、逆に親御さんの性格が明るいとお子さんも「信じられないような強運」を発揮し「不思議な合格」を勝ち取ってしまうのです。
 では、年中「プラス思考の言葉」を口にするのがよいのか?例えば「私は大丈夫だ」「私はできる」といった具合に。しかし、これは「不安の裏返し」にすぎないのです。元々大丈夫な人・できている人はいちいちそのような言葉を使う必要はありません。大丈夫だという人は今が大丈夫ではないから、できるという人は今できていないから、つまり発した言葉と現状に乖離がある「プラス思考の言葉」は、ある種の「嘘」と同等扱いされてしまうのです。自分でも嘘をついていると自覚がある、後ろめたさを感じているなら、むしろ現状のマイナスの心の方がクローズアップ・露呈されてしまい、結局言葉通りのことは実現されず、心に抱えている問題の方が実現してしまうのです。そういう「しくみ」なのです。
 では、どうすればいいのか?
 それは「未来予想図」をプラスにする、着地点をプラスと設定し、その実現に向け逆算して思考すればいいのです。
 では、具体的にどうするのか?
 そのお話は次回とさせていただきます。
 
 

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