中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

不思議な話ですが。④

2016年12月23日

※ 2月入試まで残り40日です。そして冬休みに入りました。1教科10日という持ち分になります。朝から集中して学習していきましょう。
※ 事務所兼自宅を現住所(豊洲3丁目)から2丁目のPC豊洲に移転します。詳細は近々HPにて。
※ 冬期講習が始まりますので、年内最後のブログの更新となります。来年も宜しくお願いいたします。
※ 何件か来期のご予約が入っています。受け入れ人数に限りのある塾ですので、受講ご希望の方は早めにご連絡ください。

  続きです
  お子さんを一人部屋で学習させると決まって雑事に精を出します。かと言って、親の監視下に置けば否応なく双方が「対立関係」となり、これまた望ましくない状況となります。では、どうすれば良いのでしょうか?
  「家族団らんで過ごすリラックスした空間」のリビングはお気楽な環境で緊張感に乏しく、故にそこでは学習の効果を得られない・・というのが定説です、が、過去何度も申し上げている通り、学習は「歯を食いしばっての難行苦行」ではありません。勉強のことで年中家庭内で叱られている子どもはたいてい勉強が嫌いで、成績が伸びることはない。この悪循環を断ち切るのがリビング学習。リビングの持つ「お気楽でリラックスできる環境」を逆に「学習する際のメリット」として取り入れるのです。
 どういうことかと申しますと、人間は(これもまた何度も同じことを繰り返すようですが)脳内が躁状態でないと目の前のことを楽しめません。本来勉強は修行ではなく、楽しみながらニコニコしながらやるべきものなので(新たな知識・発見を得られること自体が楽しいので)、多少家族がワイワイガヤガヤしているような孤独感を感じずに済むような環境の方が、学習するお子さんにとっては心地いいのです。心地いい空間で学習するときの脳内はすでに躁状態にあり、これが集中力を高め学習への意欲へと繋がっていくのです。私もかつては深夜ラジオや音楽を聴きながら学習した「ながら族」でしたが、リビングでの程良いワイワイガヤガヤが却って「心地よいサウンド」になるのです。
 このとき親御さんはなるべく同じテーブルにいてほしいのです。しかしお子さんの一挙手一投足を監視するのが目的ではありません。皆で静かに「読書」「仕事」「パソコン作業」をするのです。そして、ときどき思い出したように会話(親からお子さんには話かけない、しかし、お子さんが学校での出来事や、勉強のことなどで話かけてきたり質問したりしてきたらそれに応じる)や短めの雑談、軽いジョーク(子どもを楽しませられないユーモアセンスのない親はダメ)を言い合ったりする。心地よい静けさと心地よい親子の触れ合いの中で双方学習を進めていくのです。叱る必要も褒める必要もありません。そもそも学習は「自身の個人的なこと」なのだから、外野がいろいろ嗾けて「やらせる」類のものではないのです。只々それぞれの作業をそれぞれが淡々粛々と進めていくだけの話です。幼い兄弟がいる場合は横で絵本を読ませたりを読書をさせたりするのです。幼い頃から国語力のあるお子さんは幼児期からこのような空間で過ごしているのです。(幼児期からの塾通いはナンセンス。また、日本の家庭は騒がしい。おもちゃやテレビ、ゲームなど幼児に迎合し過ぎです。それは子どもに嫌われたくない・グズられると面倒・・といった、子どもの顔色ばかり伺う対処能力の低い親の心の弱さの表れです。家庭内で静かに過ごす=学習しやすい雰囲気を醸し出せればそれで十分です)
 よくできる生徒の共通点に「子どもの頃からテレビを見たこともゲームをしたこともない」というのがあります。「さすがガリ勉君。よく我慢してるね。」と揶揄する人もいますが、できる生徒の家庭では家族全員が上記のような過ごし方をしているからなのです。上位生の父親の職業が医者や弁護士など(俗にいう士業)が多いのですが、そういう職業の方は家庭でも勉強します(せざるを得ない)。母親も父親を立て、それに付き合い静かに過ごしています。日常的に静かな環境でそれぞれがテーブルを挟んで学習するのが当たり前の環境で育ったので、「テレビやゲームを我慢している」という訳ではないのです。(昨今「子の学力と親の収入は比例する」と言われていますが、それは教育費の捻出額云々というより、収入の多い親は勉強量も半端なく多いので、その親の後姿を見て育った子が(親が子にその姿を見せることも大切です)親の影響を受け自然と学力を高めていった・・という方が正確なのではないでしょうか?)
 同じ空間を共有し、各々違う作業をしていても、それでも孤独を感じることなく家族が一体となって(盟友のような関係となって)何かに集中し取り組める環境下での学習、これが「リビング学習」なのです。
 当家でも子どもの受験期間はこのような過ごし方をしてきました。勉強のことで叱ることもなく、楽しみながら志望校に合格できたのも「リビング学習」の効果だったと思います。皆さんも試してみてはいかかでしょうか?
 次回に続きます。
 来年も宜しくお願いいたします。












 

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