不思議な話ですが。③
2016年12月20日
続きです。
前回お話しした「リビング学習」ですが、それはもちろん「リビングで学習すれば成績が伸びる」という単純な話でも摩訶不思議な現象でもありません。リビングの持つ効能を理解しなければそれを活用することはできません。
そもそもリビングとはどういう空間なのでしょう?「家族が集い、そこでリラックスして過ごすことのできる場所」ですね。ですが、リラックス=気の抜けた空間・お遊びの空間という意識があるから親御さんは「きちんと学習に向き合える」一人部屋(勉強部屋)を設けるのだと思うのです。リビングみたいにワイワイガヤガヤの空間ではなく、一人静かに集中して学習する(してもらう)ためにですね。
しかし、お子さんを「一人静かに過ごせる勉強部屋」に入れてしまうと何をしてしまうか?少し勉強しては少し漫画を見、少し漫画を見ては少しゲームをし、それがあきれば少し寝て、これじゃマズいと(アリバイ工作のため?)再び机に向かう、つまり、親の目が届かないところで結構好き勝手してしまうのです。お子さんが自室からなかなか出てこない状況を「熱心に勉強している」と安心してはいけないのです。むしろ、親に隠れて良からぬことをしている、と思われる方が正しいのです。
しかし、「そうだね。リビング学習に切り替えた方が親は監視しやすいよね」と解釈してしまうのも間違いなのです。目の前で親に睨みつけられながら学習するのも子どもにとっては辛いと言えば辛い。親御さんも相当疲れてしまうはずです。これも健全とは言えません。
ではどうすればいいのか?次回に続きます。