[特記] 夏休み目前です。②
2010年5月24日
先日お話した「夏休みの過ごし方」についてですが、今回はより具体的に内容を記してみました。ご参考になれば幸いです。(以下は当塾生に対し推奨している1日の学習スケジュールです)
(1日8時間を学習時間に充てた場合)
1.科目の優先順位・時間配分を決める。
得意不得意にかかわらず「入試の要」である算数に1日の学習時間の4割を費やしてください(1日3時間強)。算数の苦手な生徒はこの期間で挽回を、得意な生徒はより万全な態勢を築いてください。夏休み中にやるべきことは5年~6年1学期までの総おさらい。1日1~2単元ずつ確実に進めていきましょう。
次に優先すべきは「苦手教科」の克服です。理科・社会のうち、より苦手な方に1日の学習時間の3割を費やし(1日2.5時間)、残りに2割(1.5時間)を費やしてください。目標は算数同様、5年~6年1学期までの総おさらい。1日1~2単元ずつ確実に進めていきましょう。
残り1割(1日1時間程度)で国語を仕上げます。30分で漢字・30分で語句。使用教材は「予習シリーズ」の語句、「出る順・漢字」、「四科のまとめ」です(範囲・ペースは他の3教科と同じです。また、文章題の学習についてのご質問は当塾で承ります)。
※ 使用教材につきましては講師が直接指示いたしますのでご相談ください。
2.自習室の使用(事前に空いている時間・日を当塾に確認してください)
自習するためにそして上記のことを確実に実行・完結させるために必要なのは克己心と集中力。これに自信が持てないお子様は是非当塾の自習室をご利用ください(当塾生に限りますが)。周りでは他の生徒がバリバリに学習し、厳しい(?)先生が一人ひとりに監視の目を光らせていますので気が抜けません。お互い切磋琢磨し、高め合うことができる状況が醸し出されていますので、「夏休み中にドカーンと一発成績を上げよう」と目論んでいる方にはうってつけの環境となります。(今日何の学習をする予定か、また、その進捗状況について逐一講師に報告してください)
3.授業
大手塾のように「~特訓」などは行いません。実利を目指すなら週2~3回の通塾で十分です。また、例外を除いてこちらから授業を増やすような指示・提案はいたしません。ご家庭のご要望に合わせるのが当塾のスタイルです。授業の最初の30分程度は「自習をしていてわからなかったところ」の質問応答の時間とします。ここで疑問を解決させましょう。また、授業後は必ず復習してください(この時間は前述の自習時間の中に盛り込んでください)。また、授業時間が最も重要であることには変わりありません。一期一会のつもりで真剣に受講してください。
※ 学習時間は1日の中で分散させてください。そして、4教科すべてを行うようにしてください(涼しい午前中の学習が優先です)。
※ 質問が多い場合はメールなどでも承ります(ただし、安易に質問しないこと。自力でじっくり考えたうえで、どうしてもわからないものに対してのみお答えます(依存癖のある生徒は「なまけぐせ」がつきます。これでは入試に不可欠な思考力が育たなくなります。これを避けるための処置ですのでご理解ください)。
※ 夏休みを控え、何かお悩みなどがございましたらお気軽にご相談ください。