中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

[特記] 夏休み目前です。

2010年5月22日

 とは言っても、まだ一ヶ月以上も先の話。しかし、先取り癖のついた講師の性なのか、この時期になるとつい落ち着きを失ってしまいます(笑)。

 さて、「受験生の夏⇒朝から夜までの講習⇒成績UP!」という図式が何の根拠もないまま盲目的に信じ込まれていることに毎年違和感を覚えるのは私だけでしょうか?「皆がそうしているから安心」ということなのでしょうか?それは「赤信号みんなで渡れば怖くない」という発想と変わらないということですね。

 そのように申しますと「夏休みに成績を飛躍的に上げるためには講習が必要だろ!」と反論されそうですが、確かに講習期間中に学力が目覚しく向上する生徒が現れることは事実です。しかしそれは少数派で、悲しいかな大半がそうはならないというのが現実です。ご父兄自身受験生だった頃の夏期講習を思い出してください。思ったほど成績がアップしなかったのではないでしょうか?その点ではお子様も同様の道を歩むことになる可能性が高いのです。

 彼ら少数派の成績が伸びた理由は「塾で缶詰にされている時間が他人より長かった」からではありません(確かに忍耐力だけは身に付くでしょうね)。「元々身に付いていた自主的に学習するという習慣がうまい具合に講習の進捗状況にフイットした」からです。

 「自主的に学習する習慣」。これが身に付いていない生徒にとって講習は全く無意味なものになります。また、この習慣がちゃんと身付いている生徒には却って講習が足枷となります。「そんなものに参加する時間がもったいない。そんな暇があるくらいなら自分の弱点を補うことに特化した学習時間として使いたい。」理知的で志の高い生徒なら皆そう思うでしょうね。

 自主的に学習できる生徒は夏休み期間中は自宅で学習すべきなのです。

 例えば夏休みのある1日。睡眠8時間、遊び8時間(甘いですね)とったとしても学習時間は8時間以上(遊び時間を減らせば)確保できます。夏休みは40日間ですので掛け算すれば320時間。これを4教科で割れば1科目あたり80時間費やすことが可能です。この80時間で5年~6年1学期までの総復習をする。この期間は四谷の「予習シリーズ」では合計32単元ありますので1単元当たり2.5時間も学習時間がとれることになります(例えば社会で言えば「奈良時代」の学習に2.5時間もとれる)。これはすごい!

 だまされたと思ってこれを日々地道に重ねてみてください。夏が終わったころにはどうなっているか容易に想像できると思います。

 私は理屈に合わないことをしたり、それを他者に強要したりするのは嫌いな性分なので「なるべく合理的な学習法を提供する」ことをモットーとしています。ですから当塾の生徒にはこのような学習をしていただく予定です。「あのとき、ああしておけば良かった」と入試直前になって悔やまないためにも・・。

 「うちの子は夏休み中は誰よりも勉強した。そして、誰よりも遊んだ。」これはかつて麻布中に進学した生徒のお母様の言葉です。私は今だに忘れられません。

 夏休みは学習も、そしてたまの遊びも自主的に!これが成功者の夏の過ごし方です。 

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