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国語対策法を伝授

夏休みの過ごし方。②

2016年8月14日

 お盆も終わり、夏休みも残り20日弱となりました。皆さん、計画通りにこの夏を過ごせていますか?
 さて、前回の続きですが、夏休みの期間中、受験生が最も重視すべきことは何だとお思いですか?それは「難しい問題を解けるようにすること」ではありません。それは秋以降の話。重視すべきは「皆が取れる問題を確実に取れるだけの力を身につけること」です。毎日何となく塾に行く、何となく授業を受ける、そして成果が出ていないにもかかわらず、何となく「やった気、頑張った気」にだけはなっている・・・ではなくて、きちんと目標を決め、それを確実に成し遂げられるような毎日にしなくてはいけません。その目標を「正答率50%以上の問題を確実に得点できる力をつける」にすべきなのがこの夏休みなのです。
 「正答率50%の問題を確実に取る」に魔法は必要ありません。解き方を理解し定着させる→「わかる」から「できる」にするために実践を重ねる→ケアレスミスをせず確実に得点する、というシンプルな流れ。実はこの程度のことは自宅ででもできるのです。
 もし私が受験生なら、塾に通う労力・費用などをカットし、朝から夜までひたすら自宅で「予習シリーズ」の例題・類題・基本を解きます。算数ならこのレベルの課題がマスターできれば、正答率50%問題を自分の中で正答率100%問題にすることが可能です。こんな簡単でシンプルなことなのに、なぜ自身でやろうとしないのか本当に不思議です。まあ、できないから塾が存在しているのでしょうね。
 理由はあると思います。1.めんどくさい。 2.強制されないとやる気がでない。3.わからない問題をそのまま放置してしまう。など。
 はい、1.2.の生徒さんはサヨウナラ。自分のことなのに本気で受かる気がないのであれば早々に退場しましょう。そして、落ちても文句を言わないこと。しかし、3の生徒はかわいそうですね。だったら講師に質問してみれば?と親は子どもにそうアドバイスします。
 しかし、質問できないですねー。質問すると、「こんなこともわからないのか?馬鹿!」と言われる。質問しようとしても時間がないと言われる。質問しても説明がわからない、なのに気を遣ってしまい、わかったフリをしてしまう。質問しようとすると友達に冷やかされる。だったら、嫌な思いをするくらいならわからないまま放置でいい、となってしまうのです。その放置が「正答率50%の問題すら解けない子」を量産してしまうのです。
 「正答率50%問題を確実に取れるようにする」。これが夏休みの課題であり、それは入試合格への第一歩なのですが、わからない問題を自力で理解するのはなかなか困難です。しかし上記のように、質問すらできない。誰も助けてくれない、なら塾に通う意味ってあるの?と思ってしまうのです。勘違いしている人が多いのですが、塾は勉強しに行くところではありません。勉強は家で行うもの。塾はわからないことを他力に頼ることで、わかるようにしていくために通うところなのです。その機能が果たせなければその塾通いは「安心料としての塾通い」「慣習・惰性としての塾通い」「みんなが行くから自分も・・という主体性のない形骸化した塾通い」程度のものに成り下がります。まあ、はっきり言えば「夏の暑い中、何も生み出さない箱に通っている」だけで終わってしまい、秋になっても「以前と変わらずのままで」になってしまうのです。
 大事なことは「わからないことをトコトン質問でき、それにより理解でき定着させ得点力アップに貢献してくれる塾に通っているかどうか」ということです。
 自分の通っている塾にその機能が充分備わっているか?そこを重視したいですね。
 次回に続きます。




 

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