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国語対策法を伝授

なぜ国語ができないのか?①

2016年6月03日

 新テーマです。
 当塾は元々国語重視の塾としてスタートし、国語克服のあとに、では他の教科の苦手分野もお願いしますという依頼を受け、その流れで「四教科お任せコース」に移行し、全体の底上げを図り志望校合格に繋げていく・・という「成功パターン」を踏襲してまいりました。「国語の塾」という印象もあり入塾の際は「まずは国語から」というご要望が多いのですが、結果的に「四教科お任せ塾」になることが多いですね。ちなみに「正しい解き方」さえマスターすれば国語の偏差値なんて(授業で教わった通り真面目に実行するという条件付きで)勝手に20くらいは上がります。事実、今年も早速偏差値45→67の生徒が出ています。
 私もその体験者です。国語って、やり方次第で簡単に成績が上がるんですよね。ですから「国語のできない生徒、正しい接し方を知らない生徒が多すぎるのはもったいない。広めなければ。」と思った。これが塾立ち上げの動機だったと記憶しています。
 私が小学生だった頃、国語の勉強などしたことがありませんでした。やったことと言えばせいぜいテスト直前の漢字の見直し程度。では、成績はどうだったかというと、これがまるでダメ。しかし、だからと言って国語の学習に力を注いできたわけではありません。他教科での「逃げ切り」ですね。この作戦でテストを乗り切ってきました。しかし、子ども心にも「これではイカンだろ」ということで、どうしたら国語で得点できるかを模索し始めました。塾というものに通った経験のない私でしたので、全ては自己流の手探りからスタートし、そうですね、気づけば中学・高校時代には国語が得点源になっていました。
 小学生の頃は「国語は日本語、日本語だからできて当たり前、そのうちできるようになる。できなかったのはたまたま」「読書が好きなのでいつでも国語の成績が上がる下地はある、そのうちできるようになる」と思っていた。また、「国語の正しい勉強法」自体がわかっていなかった。さらに、学校の国語の授業は「板書されたことをひたすらノートに写す」だけの時間と思っていた。「これ、何の意味があるの?」と不満タラタラで過ごしていた。こんな気持ちでいたのですから、積極的に国語の学習に着手するはずはありません。そして、「そのうちできるようになる日」など結局来なかった。このような時代を過ごした私ですので、親御さんから「永田先生は子どものころから国語が良くできたのでしょう」などと言われるとこそばゆい気持ちになります。そういうときは謙遜でもなんでもなく「いやいや皆さんのお子さん以下でしたよ」と応えています。
 (ありがたいことですが)当塾は退塾率が低く、1年以内の退塾者はここ数年ゼロです。「授業が分かりやすい」「できない子のツボがわかっている」とよく言われますが、そのわけは上記にもあるように私自身が「できない子」だったからです。「できない生徒」は何がわかっていないのか?どうすればいいのか?を、我が事のように感じ取れる。だから適切な授業ができるのだろうと思います。これが「国語で苦労知らずのエリート先生」だと、国語ができない生徒を見たとき「なんだ?コイツ宇宙人か?」という捉え方をしてしまうのでしょうね。共感できないと教える側と教わる側が平行線のままで終わってしまします。
 話をテーマに戻しますが、「普段から日本語を話している」「読書も好き」なのに国語ができないのはなぜか?と悩んでいる方も多いと思いますが、果たしてそれらが本当に国語の成績を上げるのに役に立っているのか?また、「主人公の気持ちになって考える」「行間を読む」これらも本当に有効なのか?を考えた場合、あまり意味がないという結論になる。一度「国語の常識」と言われているものを見直してみる必要があるかもしれません。
 では、どうすればいいのか?これが今回のテーマですね。
 次回からはしばらくこの話をさせていただきます。

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