子どもを勉強嫌いにさせない方法。⑨
2015年12月03日
※ 12月に入りました。当塾でも冬期講習がスタートします。1月分はほぼ満席ですが、12月後半で多少の空きがございます。最後の追い込みが必要な受験生がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。
※ 当塾で授業を受けてしばらく経つ頃には、(正当な努力をしている素直な)生徒のほとんどが「成績が向上した」ことを実感できるようになります。なぜ、そうなるのか?その理由を知りたい方はお問い合わせください。
さて、この章の最終回です。まとめますと
1.できない生徒ほど口にする「疲れた・だるい」は、学習への意欲・集中力・持続力の無さを象徴する言葉であり、お子さんからのSOS発信でもあります。その主たる原因は睡眠不足です。「寝たいときが寝頃、無理なく起きられるときが起き頃」。その時間を確保できるような過ごし方をすることが大事ですので、生徒は自立心を高め、且つ親御さんはその管理に努めることが肝要です。学習は「脳のスポーツ」です。「できない生徒ほど風邪を引きやすい」という印象もありますので、先ずは全ての根源である「体力づくり」を最重視してください。
2.中学入試では(高校・大学受験と異なり)、生徒の資質というより、むしろ親御さんの資質が結果を左右します。子育ての集大成に当たるのが小学校6年生の時期=受験生の年です。自分のお子さんへの立ち居振る舞い方をどれだけ客観視できるか?それができる「本当の大人の親」に育てられたお子さんにのみ栄冠は与えられる、という事実に向き合っていただきたいと思います。
まずはこの2点が大事です。その他の個々につきましては上記2点が確立された後での話となります。
次回からはそのあたりについて触れていきたいと思います。