中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

子どもを勉強嫌いにさせない方法。⑦

2015年11月02日

※ 入試まで残り三ケ月です。受験生の皆さんは「この時期に自分に足りないものは何か?」を直視し、その克服に努めることを優先させてください。
※ 「なぜ当塾の生徒は成績が伸びていくのか?」8割の生徒がそうなるのには訳があります。それをお知りになりたい方はご連絡ください。

 続きです。タイトルには「子どもを勉強嫌いにさせない方法」とありますが、私の長年の講師生活の中で「勉強アレルギー」と思しき生徒に出会ったことはありません。体力がない、つまり学習に取り掛かるための瞬発的なエネルギー不足が原因で、ダラダラと開始時間を先延ばしたり、結局うやむやにしてしまったりする生徒にはよく出会いますが・・。その過程を見るに見かねた親御さんが叱る。すると子どもは「今、やろうとしていたのに」とワンパターンな言い訳をしつつ、ますます学習意欲を失わせていく。そういうのが相まって机に向かわなくなるのです。「勉強嫌いだと思われている子」「それ故に成績が伸びない子」のほとんどは上記のエネルギー不足が原因です。「持続性がない」「意欲がない」「集中力がない」などもそれが原因です。
 その体力不足・エネルギー不足を解消するために、塾とは別に「体育系のお習い事」をさせる親が多いのですが、不思議なことに「その手の習い事」を多くこなしている生徒ほど成績が悪いです。親としては「充実した日々を過ごさせてやっている」という自己満足で、そうさせている方も多いのですが、朝から学校に通った後に待っている体育系の習い事。これでは体力が持ちません。親御さんは残業帰りのあと、夜中にジムに通いたくなりますか?それを強要されて嬉しいですか?体力が大人の半分以下の子どもにそれと同じようなことをやらせようとしているのだというご自覚・ご認識をお持ちください。
 「体力をつける」ための努力が却って体力を落とすこともある。子どもに必要なのはむしろ「体力の温存」です。つまり、充分に体を休ませることです。それが「体力をつける」につながっていきます。
 簡単に言えば「睡眠時間」です。これも不思議なことですが、できない生徒に限って早朝から勉強したがります(させられます)。単純にお考えください。早起きして頭がボーっとしているときに、頭をフル回転させなければ解けない算数をやって意味があるでしょうか?それが効率的な時間の使い方と言えるでしょうか?「しかし入試は朝から始まるのだから、今のうちに慣らしておかないと」というお考えもあるでしょうが、それは前夜早寝すればいいだけの話です。「体育系の習い事の後での勉強は疲れる」「朝のボーっとした頭の状態で算数を解くのはつらい」。勉強をわざわざ難行苦行を行うような環境下でやらせようとするから、子どもはますます勉強嫌いになるのです。私が日頃申し上げている「子どもは心身ともに躁状態にならないと学習への意欲はわかない」というのはそういうことです。
 睡眠は「寝たいときに寝、起きたいときに起きる」のが理想です。何にも妨げられることなく自然に任せたままで寝起きした後は気分が爽快です。この躁状態が学習への意欲につながるのです。「僕は夜型だ」とお子さんが言うのでしたら、夜に学習させればいいのです。調子に乗っているようでしたら徹夜させたって構わない。しかし、次の日に学校があるのでしたら早く起こさざるを得ないのですが、その時は「早く起きなさい!」「いつまで寝ているの!」といった、朝から子どもが不快になるような起こし方はしないでください。できるだけ、優しい声掛けで起こしてあげてください。何度も申しますが、子どもの心をどれだけ躁状態にさせられるか?子どもが毎日機嫌良く過ごすことができるか?この躁の積み重ねが子どもを健全に成長させていくのです。そして、それができるか否かは親御さんの親としての力量次第ということになります。
 このお話しは次回に続きます。
 
 

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