中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

子どもを勉強嫌いにさせない方法。➅

2015年10月26日

  続きです。

 「疲れた」「だるい」「めんどい」「眠い」。これらは成績が伸びない生徒が多用する言葉です。大人を前にしても、こういう言葉を恥じることなく公言してしまうこと自体、生徒の「場を読む能力の欠如」=「思考・行動の幼さ」=「万事においての理解力のなさ」=「現状の成績低迷」を表しています。また、そういう生徒の親御さんも総じて、熟慮して物事に当たれない方が多いですね。一時が万事、そういう方々は基本的に子育てが下手。子どもに対しては、どうでもいいことに厳しく、肝心なところで甘いところがあります。不思議なくらい親子ともに「思考が浅い」という点で共通しています。「やはり遺伝か?」とも思ってしまいます。当たり前のことですが、子どもは親を選べません。そして、そういう親の庇護下で「育たざるを得ない」子どもは不幸です。親は子どもを産んだ以上、責任をもって育てる義務があるます。そこをご認識いただき、「親として何をなすべきか?」を、よくよく考え行動していただければと思います。
 それはともかく、先ず何をするにしても「人並みの体力」はほしいですね。教育とは知育・体育・徳育を指しますが、実はそれぞれは単独のものではなく、密接につながっていて、知育・体育で言えば「体を鍛錬することがひいては知力を伸ばす」ことになります。受験成功を目指すのであれば、その点をもう少し真剣に考えてみてはいかがでしょうか。
 プロ野球の世界でも一流と呼ばれる選手(例えばイチロー)などはめったにけがをしません。逆に言えば「けがをしないことが一流の証」なのかもしれません。生徒でも頻繁に「今日は風邪をひいたのでお休みします」と言う子は、たいてい「二流」。不思議なことですが、上位生はあまり病欠しません。「良い結果を出すことが求められ、その達成が半ば義務化されている立場の人」は、全ての大元である「体のケア」を最優先させます。
 これを維持できるかどうかは「日々の緊張感の濃淡差」ではないかと思うのです。私もここ数年は(正月を除く)毎日が仕事日です。ですから、病欠などあってなならない、という義務感・責任感・緊張感を日々感じているのですが、そのせい(お蔭)か、生まれてこの方インフルエンザとは全く無縁、ここ10年で言えば風邪などひいたことはありませんし、怪我ひとつしたこともありません。「(私の病欠が原因で)、授業をしてもらえなかった」などという経験をした生徒は皆無だと思います。(とは言っても、健康体を過信せず謙虚に過ごしたいものです)
 生徒の話に置き換えれば「学習に対する緊張感のなさが心を緩ませ、その隙に病魔が入り込む」ことがある。しかしその前に「学習への意欲・緊張感は体の出来次第である」ゆえに「体を大事にしないと学習に影響する」という肝心要なことを教えない親が多すぎます。こういう親は目先の成績の上がり下がりといった些末なことには厳しい反面、長期的視野に立った思考や物事の根源を追究しようとしない傾向にある。
 そこは非常に残念なところです。
 次回に続きます。
 
 

 
 
 

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