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国語対策法を伝授

子どもを勉強嫌いにさせない方法。②

2015年10月02日

 前回の続きです。
 「勉強することを喜びとする」「楽しく勉強させる」とは申しましたが、裏を返せば、わざわざ「喜び」「楽しく」という言葉をつけなくてはいけないほど、それだけ「勉強はつらくて面白くない」ということになるのでしょう。ですから書店に行っても目に付くのは人気アニメとコラボしたような問題集(親しみやすいわかりやすいというメリットはありますが、漫画の部分だけ読んで喜んでいる子が多いのも事実)の多さ、塾でも人気のあるのは面白い先生(わかりやすく工夫を凝らした授業をすることで生徒に「勉強が面白い」と感じさせる先生ならいいのですが、脱線したり雑談をしたりして「授業はともかく話だけは面白い先生」ではいけませんね)。学習のつまらなさを緩和してくれそうなものが重宝され、「生真面目一直線」のような、ただでさえ面白くない勉強を更につまらなくさせるような参考書の作りや講師の手法が人気化することはありません。これは「楽しく軽いことを何よりも優先したがるご時世」のニーズに沿った傾向なのかもしれませんが、それをきっかけに学習することに前向きになる生徒が増えればいいのですが、相変わらず勉強は子どもにとって魅力的なものになっていません。それは今に始まったことではなく、昔からそうですね。勉強好きな生徒は常に少数派です。ですから「勉強が好き」と言えば「偉いね」と褒めてもらえるのですが、一方で、「変わった子だね」「そういう子って人格的におかしかったり、人間性に欠けたりするものよ」と、ドラマに登場するようなステレオタイプの「青白いガリ勉君」を安易に個々の子どもに当てはめてしまうような人によって貶められてしまうことも多いのです。
 しかし、例えば「ゴルフが好き」と発言したことが「偉い」「おかしい、変わっている」といった毀誉褒貶を招くことがあるでしょうか?「勉強好き」もゴルフ同様、あくまでも個人的なことであり、部外者がああだこうだと論評すべき対象にはならないと思うのですがいかがでしょうか?
 閑話休題。大多数の子は勉強が嫌い。「大多数がそうである」場合は本能を疑ってみた方がいい。もし勉強から遠ざかりたくなる理由が子どもの本能によるものだとすれば、それを軽視するわけにはいきません。例えば「青色の食品は食欲を減退させる」「子どもは苦い野菜が嫌い」というのは、「青」「苦さ」には「毒」の要素が含まれているので、生命存続を第一に考える子どもは無意識にそれを遠ざけたがる、理屈ではなく本能がそうさせている、という話を聞いたことがあります。
 だとすれば、子どもが勉強を嫌い、それを避けたがるのは、本能的にそうすることに何かしらのメリットを感じているからかもしれません。
 そうでないかもしれませんが(笑)
 そのあたりを次回考えてみたいと思います。
 

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