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国語対策法を伝授

テストの受け方。③

2015年8月29日

 ※ 今年はすでに満席ですが、祝日などでのピンポイント授業は可能です。本気で合格に近づきたいと希望される方はお問い合わせください。

 さて、前回の続きです。
 できるお子さんはほとんどケアレスミスをしません。理由はもちろん慎重だからということなのでしょうが、それ以上に彼らは「問題の解法」を心得ているので、もし失点するのであれば、例えば算数ならそれは理解不足からではなく、計算ミスが原因だとわかっているので、ピンポイントでそこに注意を払うことができるからです。
 とは言っても、もちろん彼らも人間ですからミスを犯すことはあります。その都度ベストチョイスをしてきた上での結果ですので、ここでのミスは不可抗力かもしれません。しかし、それでも受かってしまうのは、ケアレスミスを帳消しにしてしまうくらい他で確実に得点しているからです。
 一方、できないお子さんはケアレスミスを重ねます。理由はもちろん「おっちょこちょいな性格」が災いしてのことなのでしょうが、それ以上に彼らは「問題の解法」を心得ていない、例えば算数なら、たとえ計算ミスをしないよう慎重に対処したとしても、解法自体が定着していないので、自分の答えに始終懐疑的で自信が持てない、その不安が更なるミスを引き寄せてしまうからです。他の問題も解法がわかっていないので、根本的な理解不足が原因で得点できない。結果、ケアレスミスを他で挽回できないまま、入試で失敗することになります。
 つまり、ケアレスミスでの失点は、そのお子さんの性質がどうこうという以前に、先日申し上げた「無理解に因るミス」つまり「無理解から理解に導く作業を怠っている」「解法をきちんと定着させる気がない」ことが原因で起こります。更に無理解ゆえに加点することもできないというダブルパンチ。これでは入試に成功しない。当たり前といえば当たり前なのですが、なぜ長年塾に通い、充分家庭学習時間を確保している中で、このように「やってはいけないはずの無理解を重ねるといった失態」を犯してしまうのか?その原因は何なのか?
 そこを追及しない限り、同じミスを繰り返す「負のスパイラル」から抜け出すことはできません。
 次回はそのあたりを探っていきたいと思います。


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