テストの受け方。①
2015年8月21日
夏期講習もいよいよ終盤です。例年以上に暑かった夏。その中でここまで頑張ってこられたのも、ひいては中学入試合格のため。しかし、頑張り=合格とは限りません。正しくは高得点=合格ですので、この先は模試も含め、「どのようにして高得点を目指していくか」が最重要課題となります。今までの努力・頑張りはテストで点数化・数値化されてこそ意味があります。逆に言えば数値化されない努力は「偽物の頑張り」なのです。厳しいことですが、この現実を受け入れてください。
入試では「誰よりも得点し、誰よりも失点を減らすこと」ができれば勝手に合格します。野球でピッチャーが最少失点で抑え、バッターが相手より一点でも多く得点できれば勝てる理屈と似ています。要は「得点の仕方」「失点の防ぎ方」に神経を注げば合格に近づけるということになります。
前回もお話ししましたが、失点には
1.ケアレスミスに因るもの
2.無理解に因るもの
3.知識量不足に因るもの
4.時間配分ミスに因るもの
5.精神的事由に因るもの
があります。
裏を返せば、1~5の克服は失点を防ぐための対策になると同時に、ひいては得点源につながります。
次回は上記一つ一つについてお話ししてまいります。