中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

ホーム > 最新情報&代表ブログ
国語対策法を伝授

受験を考える方々へ。➄

2015年7月07日

※  平日および土日のレギュラー授業はすでに満席ですが、夏休みは少々空きが出る  かもしれません。成績の底上げをご希望の方はお問い合わせください。 (ただし空きコマはレギュラー生の補講を優先して入れますので、その点はご了承ください)

  前回お伝えしましたように、塾に費やす時間<家庭学習に費やす時間であることが理想です。特に受験学年(6年生)は土日に朝~夜の計8時間の家庭学習を行うことが有効です。私は土日を週テスト対策に使うくらいなら、いっそのこと週テストは止め、そこに5年時~6年前半で習った単元の総復習を充てるのが望ましいと考えています。「では、進捗を図るためのテストは?」につきましては、例えばサピオープン、四谷合判、統一模試、日能研公開テストなど、ほぼ一カ月おきに催されるテストへの参加でそれを図ることが可能です。一か月かけて5,6年の総復習をみっちり行い、満を持してテストに臨むというパターンを作るのです。「毎月入試を受けるような緊張感」を持ちながら、母体の大きいテストで自分の成績を正確に且つ客観的に知るという作業を繰り返していくのです。
 ところで、毎回申し上げていますが模試の結果にいちいち反応し一喜一憂するのはおやめください。受験生にとって大事なのは入試での合格のみ。それ以外は全て「練習試合」です。(「すべてのテストが右肩上がり、連戦連勝でないと気が済まない」などと欲張ったり、非現実なことを願ったりするから自分が苦しみ子を苦しませるのです。親御さんに問いたいのは「あなたは子ども時代にそれを難なく達成していた神童だったのですか?」ということ。自分ができなかったことを我が子に要求するのは親力の無さを露呈しているようなものです)
 模試の結果が悪いと「本番でもうまくいかないのでは?」という不安、「真面目に勉強しているのかしら?」という子どもへの不信感が募るから、苛立ったり、お子さんをを責めたりするのでしょうが、そんなことをやっても百害あって一利なし。親子ともに不愉快になるだけで、何の益もありません。そんなことすらわからず衝動的に短絡的な行動をとる親御さんの「人間力」の欠如が子どもを追い詰めることになる。親が「大人」でないと子どもが不幸になります。
 賢い親御さんは、できたところは大いに褒める。できなかった問題については責めたりせず「これができていたらもっと良かったね」「他が良くできているのだから、これさえできれば受かるよ」というように、終始一貫将来のプラスをイメージさせるような言葉を多用し奮起を促します。このときは表情もやわらかく、というのが接し方の基本です。
 「できなかった問題さえできれば受かる」と思わせれば、「だったら、できなかった問題を重点的にやろう」「模試で自分の苦手な箇所が判明できたことは却って良かった。それに気付かせてくれた模試の神様ありがとう。」というように晴れやかな気持ちで、次の学習意欲へとつなげていくのです。
 模試を受けるときは「全力を尽くしていい点を取ろう」という目標に加え、「自分の足りない部分を明らかにする」ことにも重きを置いてください。「足りない部分」が明らかになったら、次にはそこを得点源にできるよう学習に励み、最終的に「足りない部分がなくなる」→「漏れがなくなる」→「そこが全て得点源」にしていきましょう。今まで10点マイナスだったものが、プラス10点になる。その差20点。この20点は合否を分けるのに十分な得点差です。
 模試を受けるとはそういうことなのです。しかし、それがわかっていない親が多すぎます。「中学入試は親の資質(人間力)で決まる」のは今も昔も変わりません。そこをくれぐれもお忘れになりませんよう。

 テストの話は次回に続きます。


   

記事情報
全て表示
カテゴリー: アーカイブ:
検索
検索:

RSS
第一志望として考えたい厳選主要中学校30案内東京23区
豊洲事務所外観
トップページ 当社の理念 無料体験授業 入会手続き及び
入会金・指導料金
指導スケジュール 人材募集