中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

上位校に受かる生徒の特徴。⑩

2015年5月25日

 続きです。
 前回の宿題「毎週毎週の成績が心配、そこから離れるにはどうしたらいいのか?」についてお話します。
 その前にお子さんの成績が悪いと親御さんは声を荒らげて叱りますよね。その理由を考えてみましょう。もし、「社会において学歴が評価の基準となることは一切なくなりました」だったら、成績の良し悪しについて日々深刻に悩む必要はあるでしょうか?「これからは遊びの能力を人生における評価基準とします」となれば、今度は勉強はほったらかし、こぞって遊びでの競い合いとなり、そのうち「遊び塾」なんていうのも生まれるかもしません。
 戯言を言っているのではありません。世の中を生き抜くうえで一番有効な手段を獲得し、それができた者の間でより優位な立場を得んとし、否応なく競争原理の中に身を投じていく。こうして人はヘトヘトになりながらも「人生とはこういうものだ」と自分に言い聞かせて生きていくのですが、このように勉強を「競争に勝つための手段」と割り切るか、「知識欲を満たす喜びを満喫するため」に行うかで、それに対する気持ち・意欲は雲泥の差となります。
 はっきり言えば前者は「イヤイヤ」後者は「ワクワク」。この気持ちの差が定着への差につながっていく。だとしたら、後者になれるよう選択すべきなのですが、現実はどうか?たいていの親御さんは「ひたすらお子さんを前者にしてしまうような非効率的な接し方」をしてしまっているようにしか思えない。先日申し上げた「毎週毎週お子さんの成績を心配する」親御さんがまさしくこれにあたります。では、どうすべきか?が、今回の宿題でしたね。
 親御さんの心配は、言い換えると「うちの子がアホだったら、この厳しい世の中、うまく生きていけるのかしら?そんな不安な気持ちを抱えながら生きていくのは厭だなあ。そうならないようにしなくては」という親側の都合なのです。お子さんを「自分が不幸にならないための道具」として見ているから、お子さんの立場・心情を察したり斟酌したりすることなくひたすら「頑張れ」「成績を上げられるよう努力しろ」「こんな問題ができないのか!」というローテーションになってしまうのです。表面的には「子どものために」、しかし深いところでは自分(親)の心配を解消したいがための叱咤。ですが、毎日毎日こんな言葉を浴びせられ、辛抱強く耐えているお子さんはどうでしょう?勉強とは「つらいもの」「楽しくないもの」「嫌なもの」となるに決まっています。イヤイヤやっていることは身に付きません。そして、成績は低迷したまま。「親のエゴがお子さんを潰す」「子どもの成長を妨げている元凶は親自身」。それに気づくのであれば、先ずは「距離を置くこと」が大事です。簡単に言えば「お子さん任せにしてしまう」「お子さんを信じる」ことに徹する。その勇気を持てた方が結局受験の成功者となります。
 その具体的な方法についての説明は次回へとさせていただきます。
 



 

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