幼児期の育て方。➄
2015年3月13日
※ 日曜日午前のレギュラー授業が満席となりました。
幼児期は「勉強」を意識させず、尚且つ、受験のメイン教科である算国を「遊び感覚」で学ばせていくことが大切であると前回お話しました。本日はその具体策です。
算数で「数の性質」の理解に長けている生徒は、数字を自由自在に扱えます。これは「頭がいい」からではなく、日頃から数に接する機会が多いので自然とそうなったのです。たとえばこういう機会を与えてみてはいかがでしょうか?
車に乗っていて渋滞に巻き込まれた。車内で暇になり何もすることがなくなったとき、前に止まっている車のナンバーが目に入った。これが4桁の数字だった場合、加減乗除を使い合計を24にするという遊びです。例えば「2136」なら、2と6を足す、その答え8を1で割ると8、その8に3を掛けると24になる・・といった具合にです。これを親子で競い合う。これが結構盛り上がります。そうこうしていくうちにお子さんは要領を覚え、どうすれば速く24に近づけるか無意識のうちに工夫するようになります。暗算力も身に付きますので「楽しみながら数の性質を理解していく」にはもってこいです。
次回もこのような具体例を挙げてまいります。