幼児期の育て方。
2015年2月20日
※当塾では「少ない生徒を手厚く、そして合格を確実に」という方針に基づき、少人数での授業形態を採っています。そのため(毎年のことですが)春期講習前後に定数に達してしまう可能性が高くなります。限られた人数しかお受けできない事情がございますので、その点をご理解いただけますよう宜しくお願いいたします。
さて、塾に入る前の、もっと遡れば幼児期のころからの子育ては計画的に行われなければいけません。私は自身が育児を、また、その後の「リアルな受験生の親」を経験したので感じることなのかもしれませんが、0~12歳までの「子育て」には大変なものがあります。もちろん「子育て」には子どもの成長を近くで感じられる喜びはありますが、それ以上の苦労を伴います。ですので、それに力を注ぐ親御さんが熱心で真面目であればあるほど、命を削るかのように心身ともに疲れ切ってしまうのではないかと少し心配になります。私もそのあたりは十分に理解・共感できますので、当塾の親御さんとはよくメールで「子育てお悩み相談」みたいなやり取りをしています。で、親御さんからのよくある「愚痴」のひとつに、「もう少し早い時期からきちんとやらせておけば良かった」というのがあります。
しかし、その「きちんと」というのが早期教育・英才教育を指すのであれば、それに対して私は「ノー」と申し上げています。
幼児期のお子さんに親が最も時間を注ぐべきこと、それは「徹底的に甘やかす」ということです。「しつけ」は二の次でいい。とにかく甘えさせる時間を多く作ることが大事です。
そう言うと絶対に反論なさる方が多いと思います。(笑)
この件についての説明は次回とさせていただきます。