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国語対策法を伝授

勉強はつらいものなのか?

2015年2月03日

※ 入試も終盤に近づいています。当塾生も1月受験は全勝、2月受験も好調に推移しています。最終結果につきましては近々HPにてご報告いたします。

 今年の受験はこの上なく順調です。「受かりました」「合格しました」の吉報を毎日のようにいただいている状況です。そのあと「よく頑張りましたね。思いっきり遊んでください」と言っている自分に気づきます。無意識なのでしょうがそう言っています。それに反応して「これで明日から思いっきりゲームができます」と言う生徒もいます。「さー、つまらない勉強が終わった、これからは好きなようにやりたい放題だ」みたいな。その気持ちはよーくわかりますし、共感できます。重圧から開放されたわけですから。合格はおめでとう、なのに、自分で生徒に振っておきながら、この会話のやり取りに言いようもない違和感を覚えます。
 勉強することの対極は遊ぶことなのか?と。勉強することは我慢・苦難の連続なのか?と。子どもは受験のため、楽しみを犠牲にし無理強いさせられていたのか?と。全員が全員そうではないにしても、そう考えると少し暗い気分になります。
 かつての藩校、または適塾・松下村塾など私塾があったころ、子どもたちは嫌々泣きながら親に引きずられる形でそこに通ったわけではないと思います。志があり、その達成のためには学ぶことが不可欠であると自覚し、自分が成長していく様を思い描きながら、むしろ嬉々として学問に興じたのではないかと思います。
 自分のために勉強しているという意識が欠落していると、それは難行苦行・無味乾燥以外の何物でもなくなってしまいます。それは子どもに限らず誰にとっても積極的には受け入れがたいもの。ではなぜ、勉強=つまらないものという認識になってしまうのか?
 実際に指導するのは大人の側なので、大人がそのあたりを真剣に考えないといつまでたっても学習することに逃げ腰の子を、そして、学問の本質を理解できないままで育っていく子を量産することになります。
 大人にお願いしたいのは、勉強を子供を叱る道具に利用しないでくださいということです。大手塾の講師でもできない生徒に罵詈雑言を浴びせる方がいます。しかし、勉強は脅されたり叱られたりしてやるものでありません。大人は「勉強は楽しい」と思わせることはできないまでも、「自分にとって有益なものなのだ」と思わせることに苦心されるのがよいのではと思います。一日の長たる大人は子どもより知恵が回る分、柔軟に対処できるはずですし、そのようにすべきではないかと思います。
 

 

 

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