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国語対策法を伝授

モチベーションの高め方。④

2010年4月23日

 前回で「モチベーションを高めるには、脳に余裕を与える。そして、そこからやる気を醸し出させ、自らの意志で学習計画を立て遂行できるようにする。」この流れを確立することの大切さを説明いたしました。

 問題はその時間を作り出すために通塾時間を減らせるか否かですね。おそらくこれが理想だと思いつつも、通塾を減らす勇気がなく、ふんぎりがつかないといういうのが本音ではないでしょうか?

 入試直前になって誰もが感じることは「もっとやるべきことがあったのではなかったのか?」という疑問。そして、入試が不本意な結果に終わったときの「あのときああすれば良かったのではないか?」という後悔。ですが、覆水盆に返らず。では、そうなる前になぜ入試日から逆算した学習計画を立てられなかったのでしょう?それは簡単。塾のカリキュラムに縛られているからです。無批判に、また何の疑問も持たずただベルトコンベアで流されるようにそれに乗っかり安易に過ごしてきたからです。そして、「学習した気になっただけ」だったからです。

 大手塾で指導した経験のある私の実感では、自分の意志で受験に挑もうとしている生徒は全体の3分の2。では、実際にそれに向けて本気で努力していることが明確に認識できる生徒言えばその中の半分以下。つまり、全体の4分の1程度しかいません。ですから集団塾での「お互い切磋琢磨して高め合う」という期待は無きに等しいのです。通っているという事実だけで「自分は勉強している」と錯覚し、通わせているという事実だけで「子供に勉強させている」という錯覚。この両者の錯覚の相乗が膨大な無駄時間を生み出しているのです。集団塾では「当事者意識」が無ければこのような事態になりやすく、その意識を持ち続けられた生徒のみが受かるしくみになっているのです。

 また、その週の単元の宿題も多く、それに追われるため5年次の復習ができない・テストの見直しすらできないなど(まだ他にもありますが、それは既報済みですのでこれ以上は申しません)通塾ゆえの学習の妨げが生じます。

 大手塾を批判しているのではありません。そこで頑張って指導している講師がいることも存じております。問題なのはそのシステム。はたして本当に受験生を気持ち良く学習させるしくみになっているのかということです。

 しかし、「そうは言ってもうちの子は塾に行かせないと勉強しないんです。」という話もお聞きします。これについては次回ご説明いたします。

 

 

 「みんなと同じ大手塾に通っていれば安心だろう。」「あそこは御三家に~人合格させたからいい塾なのだろう。」と、寄らば大樹のかげとばかり、

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