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国語対策法を伝授

入試まで残り25日です。

2015年1月07日

 入試まで残り25日です。各教科の持ち時間5日ずつ、残りの5日は総合学習に充てるというイメージでしょうか?
 この時期は過去問対策が学習の中心となりますが、同じ学校の過去問を何年分も解くのは「同じ問題が出るかもしれないという淡い期待」からではなく、問題傾向・時間配分・配点・難易度・それらを鑑み「どの問題を確実に得点し、どの問題を捨てるべきか」というシュミレーションを立て、「たとえ合格最低得点であったとしても、そこに引っかかるためにどのような攻略法を選択するのが有効か?」を探り、自分に合った得点法を確立するためのものです。
 もう一つ大事なことは「どの問題を捨てるべきか?」で選んだ「捨て問」が本当に「捨て問」なのか?ただ、苦手だから捨てているだけなのではないか?と、もう一度自問してみることです。この時期に来ても苦手分野には目もくれない生徒がいます。もし、これが得点化できるのであれば、と考えようとしない生徒です。残り25日あれば、私でしたらそのあたりを再検証します。つまり、避けてきた苦手分野を今こそ勇気を持って再チャレンジしてみます。例えば社会で言えば公民だけ苦手、理科では物理分野だけが苦手という生徒はいるものですが、あえてそこに光を当ててみてください、真剣に学習すれば理解できる問題もあるはずです。理解できればそこが得点源に変わる。残り25日、まだ、あきらめたり見捨てたりするには早すぎます。合格する生徒はあきらめの悪い生徒です。受験日当日も試験開始時間ギリギリまでテキストを見ているような生徒です。試験開始1分前に見ていた箇所が入試問題にポンと出る可能性もある、その1点で合否が決まることだってある。そこに期待する希望を捨てない生徒が合格を勝ち取ります。
 まだ、25日つまり600時間、36000分もあります。そう考えれば25日間で学力を上乗せさせることは十分可能です。他人から何を言われようが入試は「受かった者勝ち」です。そうなるのであれば往生際の悪さも「粘り強さ」と言い換えられます。毎年のことですが受かる生徒は模試も終わった1月のこの時期に飛躍的に伸びています。その大半は「あきらめの悪い生徒」ですので、受験生の皆さんはそのような人間を目指してみてください。入試開始時間1秒前までが受験勉強期間なのです。

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