入試まで残り40日です。
2014年12月23日
※ 本日から冬期講習が始まりました。早速10時間授業で足元フラフラでございます。これ、しばらく続きます (笑)
※ 冬期講習は満席ですが、1月7日の夜なら空く可能性があります。
いよいよ残り40日です。1教科の持ち分が10日ずつとなりました。
さて、国語のお話しの続きですが、模試で得点できる生徒とそうでない生徒の違いは、戻ってきた解答用紙を見れば一目瞭然です。「記述問題での空欄率?」「漢字・語句の出来不出来?」、いいえ、着眼すべきは「選択問題の正答率」なのです。模試などの文章題では2割が記述、3割が抜き出し、そして半分以上を占めるのがこの選択問題、その選択問題できちんと正答を得ている生徒こそが国語のできる生徒なのです。
記述問題と比べ選択問題は軽視されがちです。それどころか「できなかったのは運が悪かったから」とか「どれも正解に見えてしまう」とか「今回はたまたま」と軽く受け流してしまう生徒が多いのです。ですが、こういう生徒に「次回」はありません。また同じ失敗をし、また同じように流してしまう。どうして得点できなかったのかを真剣に考え精査することなく、向上することもなくそのまま入試当日を迎えてしまう生徒があまりにも多いのが現実なのです。また、塾でも軽く流してしまうことが多く(集団授業なのでクドクド説明している暇がないのか)、例えば選択肢ア~エの一つ一つについてじっくり検証することもなく、「答えはア、なぜか?、それが答えだから」で終わってしまい、生徒は「選択問題の解き方」を本格的に教わることなく、再び、自分の思い込み、または勘、または自己流で解く羽目になってしまうのです。
選択問題は私の授業では「6つのアンテナ」と「2つの排除」という教え方に徹しています。これは私の20年間の集大成です。最初は自己流で解いていた生徒もこれを素直に吸収し、忠実に実行することで、選択問題の正答率は格段にアップします。当塾の偏差値20アップはこの選択問題で外さなくなったことに支えられていると申し上げても過言ではありません。
早い生徒ですと、選択するのに1問30秒もかかりません。しかもきちんと正答を導ける。これは、時間がかかると言われている国語のテストで効率良く得点を重ねていくために不可欠な能力です。これを鍛えていこうというのが当塾の授業なのです。
今回は手前味噌な内容となりましたが、あまりにも国語で四苦八苦している生徒が多いのでこのような話をさせていただきました。
次回に続きます。