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国語対策法を伝授

モチベーションの高め方。②

2010年4月20日

 「目の前に入試が迫っているのに何をのんびりしているんだ?」と、つい親御さんはハッパをかけたくなりますが、どうやら時間に対する感覚が大人と子供とでは違うのかもしれません。(それが証拠に小学校時代の6年間は長く感じ、大人になってからの6年間はあっという間に過ぎて行きますよね)ですから、6年生にとって入試はまだ先の話。5年生にいたっては遠い将来の話というのが実感なのでしょう。 ですから、そんなお子さんたちに対し当塾では今の時期は入試のことを意識させるより、5、6年生には家庭学習を含め、徹底的な基礎固め、つまり、一学年前からの躓きを克服することを重視させています。

 さて、モチベーションの高め方ですが、脳が忙しいときには高まりません。小学生の日常は平日8:00~16:00までの学校生活。17:00~21:00までの塾通い、23:00までの宿題(塾・学校)。そして、この間は勉強だけではなく友達との人間関係に悩んだり、親からはもっと勉強しろと言われたり、もう頭は大混乱のはずです。こんな脳の状態の子供にとって「もっとモチベーションを高めろ」という親の励ましはプレッシャーに過ぎず、また、学習も「自分を向上させてくれるもの」ではなく、「自分を追い詰めるやっかいな存在」としか受け取れないでしょう。

 脳をリラックスさせてこそ始めて意欲(モチベーション)が高まります。例えば天才と言われるエジソン、イチローにしても周りから「もっと早く発明できないのかなあ。」「練習が終わるのは100回素振りした後でね。」などと言われたら大成したかどうかわかりません。むしろそれを続けるつらさに挫折してしまった可能性も高いでしょう。

 「その道のプロ」と言われる人は、楽しみの延長のなかで今の姿になったはずです。「僕は球技は嫌いだけど、お父さんがやれというから仕方なくやっているんだ」などというサッカー選手はいないでしょう。

   受験も同様。まず、気持ちに余裕を持たせる。リラックスさせ、そこから意欲を醸し出させる。そして、「学習は意外に楽しいものだなあ」という気持ちにさせ、自らの意志で取り組むまで親は見守る(親は忍耐力が必要です)。自分の意志で取り組み始めたら親は「厳しくて優しい親」としてお子さんに接する。その流れを如何に早く確立させるかです。

 次回はもう少し詳しくお話ししてまいります。

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