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国語対策法を伝授

入試まで残り65日です。

2014年11月28日

 続きです。

 「話す」「聞く」は「読み書き以前の」国語の基本です。これらは家庭でのお子さんへの接し方のちょっとした意識の変化・工夫次第で飛躍的に向上し、ひいては後々の国語力につながる、というお話で前回は終わりました。

 さて、本日は「読む」ことについてのお話です。一般認識では「読む力」こそが「国語力」ですね。それは間違いありません。では、「読む力」というのはどのような力でしょうか?それは「量をたくさん読める力」ではなく、「内容を正確に把握する力」を意味します。国語のテストは「文章の内容が正確に頭の中に入っているかな?その確認をしてみよう」というものです。ですから、内容を正確・確実に掴んでいればテストでは満点が取れるという理屈になります。取れないのは、どこかに漏れがあったり、正確に把握できていない箇所があったりするからです。「頭の中に正確な情報が100%入っていれば、得点率も100%になる」。とてもシンプルな話です。そして、そういう科目であると理解すれば、読み方も自ずと変わってきます。当塾で飛躍的に国語の成績を伸ばす生徒が増えているのはその理屈が理解できたから、もしくはその理屈を理解させることに重点を置き、それに沿った授業を行っているからです。

 さて、読書の習慣が身についている生徒、読書量の多い生徒は、語彙が多い・読み慣れしている・そのためにスピードがあるという点で国語で優位に立つことは間違いありませんが、上記の読み方に反するような「独りよがりの解釈で読む」「飛ばし読みをし、あらすじだけをざっと読む」ことが習慣化され、それを重ねているようでは「国語力をつける」という点では意味がありません。むしろ変な癖がついてしまっている分、矯正に時間がかかってしまい、「読書量は少ないが癖のついていないまっさらな生徒」より指導が難しいかもしれません。「うちの子は本が好きなのに、国語で点数が取れない」とお悩みでしたら、普段お子さんがどのような読み方をしているかを知っておいた方がいいかもしれません。

 しかし、正確な読み方ができ、且つ読書量が多いというのであれば「鬼に金棒」で、読書は国語力を伸ばす有効な手段です。そうであるなら、幼児期より読書をする習慣を身につけたい、あるいはつけさせたいと願うのですが、「本を読まない子」は男女問わずいるものです。しかし、「無理やり」本を読ませようと親が張り切れば張り切るほど、お子さんの意欲は遠のいていきます。そして、「国語ができない生徒」になっていくのですが、その前に「本が好き」というお子さんはなぜそうなったのか?その理由・原点を考えていかなくてはなりません。

 この話は次回とさせていただきます。

 

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