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国語対策法を伝授

入試まで残り80日です。

2014年11月13日

※ 先日の統一合判(首都圏模試)の国語で当塾のA君が偏差値67を取りました。2年がかりでしたが常に右肩上がりで偏差値20アップ達成。今月に入り3人目です。努力が実りましたね。この調子を維持していきましょう。

 さて、生徒には2タイプあります。模試の結果を聞かれたとき「あれこれができたよ」と先に得点したことから報告する生徒、一方「あれこれができなかった」と失点から先に報告する生徒です。できたことを喜び勇んで先に告げたいのは子どもらしく微笑ましいのですが、実際合格を勝ち取るのは後者のタイプです。

 勝てる子というのは基本的にマイナス思考の持ち主です。「こんなに出来てるじゃん」と褒めても、「いやいやまだまだ」と言う。謙遜しているのかなと始めは思いますが、どうやら本当にそう思っているらしい。失点したことをいつまでも根に持っているのです。かつて偏差値68を取って大泣きしていた生徒がいましたが、「うれし泣きかな?」と思いきやさにあらず、偏差値70を取れなかった「悔し泣き」でした。結局その生徒は桜蔭に進学しましたが、そのときも「まだまだ自分なんて」という姿勢を維持したままでした。子どもとしては面白くない(笑)、ですが、勝者というのは往々にしてこういうタイプが多い。

 成績が伸びない生徒は得点できる能力自体に欠けていますが、それ以上に無駄な失点が多いという特徴があります。しかも、それを軽く考えています。「たかが一点じゃないか」と、しかし、それが積もり積もると大変なことになる、というその辺りの想像力に欠けている点で、つまり幼稚な点で、シビアな中学入試を勝ち抜く力がないことを自ら証明してしまっています。ですが、こういう生徒に限ってこんな思考をしてしまうのです。「だけど俺だけは特別、大丈夫必ず受かる」、そこで私のツッコミ「はあ?なんでそう思うの?」。
 不安払しょくのための勇気づけ・神頼みのつもりでしょうか?しかしこの現実を直視しない「根拠なきプラス思考」ほど受験生にとって恐ろしいものはないのです。

 計算ミス・漢字のミスなどを「あはは」で済ましてしまっている生徒に未来はありません。受かる生徒は単純なミスをする自分が許せないのです。それを簡単に容認してしまえば落ちるところまで落ちてしまうという、その恐怖を本能的に感じとっているからです。

 基本的に勝者は臆病で繊細で神経質です。例えば御三家レベルに通う生徒を見ればわかりますが、たいてい引き締まった賢そうな顔つきをしています。日頃より蓄積された緊張感・充実感・自信が表面化しているからです。「人を見た目で判断してはいけない」とは言いますが、人間性は表に出てくるものなのです。むしろ「人間の直観力」を素直に信用した方がいい。

 当塾でも伸びている生徒は皆「これではいけない」「まだまだ足りない」と、心の中でいつも唱えているタイプです。「これではいけない」と思うから能動的な行動がとれる。それが「自主性」と呼ばれるものになるのですが、その原動力になるのがネクラ的思考。しかし、それが結局「一番明るいもの」を掴む力になるのですから面白いものです。

 次回に続きます。

 

  

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