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国語対策法を伝授

第4回合不合判定テストが終わりました。

2014年10月23日

 第4回合不合判定テストが終わりました。今回は算数が少し難しかったかもしれません。ですが、計算・一行問題に特に難問はなく、日頃からある程度練習量をこなしていれば平均点以上は確保できるレベルでした。理科は予想通り気象と電気回路が出題されました。異常気象があった年は天災関係が良く出題されます。台風の成り立ちなども今後チェックしておいてください。全体的には難しくありませんでしたが、地層がやや難でした。逆に社会は平易、今回は公民が少なかったですね。おそらく次回は大量に出題されると思いますので要注意です。これも予想通りでしたが「ワールドカップ関連」が出題されましたね。それに加え、中東にも注目です。国語は標準レベル、5割以上は取れて然るべき内容でした。

 さて、合判テストで「初見の問題」が出されることは極めて稀です。出されたとしても、今まで培ってきた知識で対応できるものがほとんどです。ですが、過去何度も解いてきた問題が出されているにもかかわらず、また、4回も同じことを経験してきたにもかかわらず、その経験を活かすこともなく、いつまでたっても成績が低迷し続けている生徒がいるのですが、何が原因でそうなってしまうのでしょう?

 まず、考えられることはそういう生徒の大半は「できなかった問題をそのまま放置しておいても心が痛まない生徒」、言い換えれば「親に促されない限りテストの見直し作業を自主的に行おうとしない生徒」であるということです。できなかったものは見たくない、嫌な思いを二度としたくない、見直したところでそれがまた出題されるとは限らない、どうせ見直してもまたできないに決まっている、できない自分を認めたくない、志望校合格への熱意が欠けているなど、「実行しない動機」はさまざまかと思いますが、その怠り・甘え・安っぽいプライドが「いつまでたっても成績が低迷している自分を形成している」という事実に未だ気付いていないのでしょうか?これでは受験当事者としてあまりにも鈍感であると言わざるを得ません。

 「わからない問題・解けない問題」がなくなれば、確実に合格できるという単純な事実に気づけば、できない問題を無くそうと考えるのは至極当然のことです。ですが、「できない問題」とは=「難問」です。ですので、その理解・定着に時間がかかるのは当たり前です。そして、当たり前ですが学習時間も必然的に長くなってしまいます。自由時間もなくなる。それを甘受できるか、我慢できないか・・・。合格できるか、できないかはここでの考え方・取り組み方・精神力の差で決まってしまうのです。

 合格できるのは頭が良いとか、遺伝だとか、そういうことではなく、「物事に徹底的にこだわれる生徒」、それは例えば平均点以下しか取れなかった時、「みんなはできたのに、どうして自分だけできなかったのか?」それを悔しがり、しかし、その後はきちんと反省し、その原因を徹底追究しようとする生徒のことです。料理の世界でも何の世界でも「一流」と呼ばれる人は皆「異常なほどのこだわり」を見せます。受験でも同様、特に難関と呼ばれるような学校に合格できてしまう生徒は皆こだわりが半端ではない。精神力を含め「人間的にも一流」なのです。逆に不本意な成績で終ったとき、嘆き悲しみヤケを起こすだけで、その後その失敗を糧にしようともしない生徒、これは「二流以下」=「幼児気質」であり、そもそも受験資格があるのかどうかも疑わしい生徒です。

 次回は11月です。今回不本意な成績に甘んじた生徒さんは、自分が何をなすべきかをよくよく考えトライしてください。


 

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