どうして勉強しなくてはいけないの?という疑問に対する答え。①
2014年9月08日
受験まで残り5カ月、150日後には入試です。ここから先は一日も疎かにできません。日々真剣勝負です。特に9月は夏休みの成果を出したい月です。ですが、運動会など学校行事も控え、そちらの準備でも忙しい月です。勉強が思った以上に進まないかもしれません。お子さんにとっては心身ともに疲れが溜まる月でもあります。
疲れが溜まると平常心ではいられなくなります。まして学力が夏休み以前とさほど変わっていなかった場合、親子ともに失望感を抱き、受験への不安が募ります。そして、双方のイライラが言い合いから喧嘩に発展していく。この時期よく見られる光景です。私自身も受験生の親でしたので、そのあたりのことは十分理解できます。
その挙句、お子さんは「好きで勉強しているわけではない」「大人になって算数とか役に立つの?」と「受験がらみの喧嘩の常套句」を親御さんに投げかけます。そして親御さんは(これもまた常套句ですが)「あなたが受験したいっていうからさせてあげているんじゃない」と反論します。そして、時間を浪費するだけの水掛け論争が続くわけです。
ですが、生産性のない喧嘩はここでストップしなければなりません(その間で漢字を何個覚えられることやら・・という理由で)。
受験に不安を持つとそこから逃げ出したくなります。「受験には意味がない」」「勉強も意味がない」ということにし、何とかそれを逃げる口実にするため正当化したいのかもしれません。
しかし、そうではない。受験には意味があるし。勉強することにも当然意味があるのです。
そのお話につきましては次回とさせていただきます。