中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

夏期講習が終わりました。②

2014年9月04日

前回の続きです。

 これは夏期講習に限った話ではありませんが、生徒の意欲・集中力と講師の力量がうまくマッチングしないと成績は伸びません。どちらも2倍になればその成果は4、どちらも半減すればその成果は4分の1、その差は16倍となります。ですので、期間中、個々の生徒間でその差が毎日知らず知らずのうちに広がっていくことがあり得ます。その差というは講習中にはなかなか実感できるものではありません、が、その差は静かに広がり・・・、それに気づくのは恐らく9月末に行われる大規模な模試ででしょう。そこでA君はライバルだったB君との成績の差の広がりに愕然とし、・・・ということが起こり得ます。

 生徒さんの意欲が講習中に半減するとは考えにくい。長期間の講習ですから途中で集中力が途切れることがあったり、だらけることもあったりするでしょうが、基本的には「講習期間中で何とか成績を上げたい」という情熱は保持できているはずです。

 問題なのは講師側かもしれません。「あの先生の授業はわかりにくい」「雑談ばかりで困る」「すぐ大きな声で怒鳴る」など、大手塾での安定した立場をいいことに、どっぷりぬるま湯につかり、日々の自己研鑽を怠っているベテラン講師というのは少なからずいるものです。1学期中に「わかりにくい授業」をすることで知られた講師がそのまま夏期講習でも担当となった場合、生徒は「わからない授業」を40日間も聞かされるわけですから、成績が伸びるわけがありません。「入試は生徒の意欲次第だ」というのは確かですが、その意欲を削いでしまう講師に出会うと最悪です。本来簡単に理解できることでさえ、理解できなくなる(理解させてもらえなくなる)恐れもあるからです。
 さて、とは言っても夏期講習は終了しました。過去を振り返るのはここまでとし、受験生は残り5カ月を計画的に過ごしていかなければなりません。過去の失敗・不足を自覚し、その克服に努めるのであれば失敗は「成功の母」となるでしょう。

 頑張っていきましょう。


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