中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

夏期講習が終わりました。①

2014年9月03日

 当塾での42日間の夏期講習が終了しました。生徒の皆さんお疲れ様でした。私も休みなく突っ走りましたので、今年初めて連休をいただきました。お蔭様で少しリフレッシュできました。
 さて、夏期講習ですが、大手などではお盆休みを除くほぼ毎日、そのうち半日以上を授業時間としていますので、「これだけ毎日のように長時間授業を受けているのだから休み明けにはきっと飛躍的に成績は伸びているはず」と思ってしまいますよね。拘束時間も長いですし、費用もそれなりにかかる。そう期待してしまうのは当然のことです。しかし、実際には学力が一学期と比べそれほど変わっていないという結果に愕然としてしまうことが多いのではないでしょうか?これがどうしたことなのでしょうか?
 第一に長時間拘束が長い。これが却って悪い。仕事でもそうですが、会社にいる時間が長ければ長いほど集中力・作業能率は落ちるものなのです。まして炎天下の下で通塾するお子さんは(大人と比べ体力がないお子さんは)、塾に着いた時点で相当疲れています。その後、魅力ある講義に当たればいいのですが、ダラダラとお経を唱えるような授業をなさる講師もいるわけで、そういう場合、途中で睡魔に襲われることも二度三度はあるでしょうし、その間で重要なポイントを説明されてしまっては・・元も子もなくなってしまいます。結果、その日の授業は効率よく学習するという点で失敗だったとなるわけです。にもかかわらず「疲れたけど、今日は頑張った」と思ってしまうのが人間です。これは大人でもよくありがちなのですが、疲労感=達成と勘違いしてしまうのですね。達成とは受験生の場合「苦手分野の克服・それに伴う正しい考え方・解き方の定着およびその活用が身に付く」ことで、次の日にはそうなっていなくてはいけないのに、そうなっていないのであればそれは「疲れているのに頑張っている努力家の俺」という自己満足を得ただけに過ぎません。ほんとうは「頑張った」というのは実利を得られたことを指すべきなのです。それを得られない努力では意味がない。だけど、そこに目をつむり「頑張っている私」「頑張っているわが子」という満足感だけを毎日積み重ねているようでしたら、それは実際は徒労の連続に過ぎず、休み明けに「成績が飛躍的に伸びている状態」にはならないのです。
 ほとんどの生徒さんの夏期講習が失敗に終わるのは上記の「実利を得る」というコンセプトが欠落しているからです。そこにシビアになり切れていない。具体的に言えば「一学期は立体図形の切り取りが苦手だった、この克服と理解を目標とし、場合によっては講師に質問する、必ず定着させる」といった「実利」を得るためのシュミレーション、その「講習前に当然身に付けておくべきだった当たり前のこと」を軽視し、ただただ通うことに価値がある、通っているだけで成績が上がると勘違いしてしまったからです。

 次回に続きます。

 

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