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国語対策法を伝授

理科のお話。

2014年5月14日

 続きです。

 理科で得点できないお子さんは、先ず昨日申し上げた「暗記系」と呼ばれる分野で、つまり「パターン学習」でどうにかなる分野できちんと得点することを図りましょう。これだけでテスト全体の3割強を確保することができます。諦める前に、とにかく自分のできることからやってみる。これは理科に限らず他教科でも言えることです。そこで得点することに自信が持てたなら、次の分野の学習に励めばいいだけのことです。少しずつステップアップしていけばいいのです。
 理科で言う「次の分野」とは、先ず「化学系」ですね。特に水溶液でしょうか。水溶液を苦手にする生徒は多いのですが、その理由は「計算が苦手」というより、グラフの読み取りができないから、また、物理系でもそうですが、各種実験・条件・そこから得られた結果をきちんと整理せず、猪突猛進に問題を解こうとするから。これでは解けませんね。解ける訳がない。
 条件整理には「根気」「集中力」が必要です。それぞれのデーターをメモ書きしておくなど「手を動かす」という作業も必要です。これは物理系でしたら尚更そうでしょう。ここを省略して、手早く問題を解こうとする「めんどくさがりや」がここ最近増えてきていることが「理科ができない生徒」を増やしている要因の一つと言えるかもしれません。
 決して理科に興味がない生徒が増えてきたわけではありません。これはパターン学習で手っ取り早く
得点することに慣れてしまい、勉強とはそれでいいものなのだと勘違いしている生徒(親)が増えてきたこと、それ故、考える作業はめんどくさい、面倒なことはやらなくてもそこそこ点数が取れるのだから、そこは解けなくてもいいなどと勘違いしている生徒(親)が増えてきていることが理科を遠ざける原因となっています。
 本来勉強とは面倒なもの。そして、考えるもの。その本質を忘れたり、工夫することを怠ったったりしていては、
例え入試で成功したとしても人間的には成長したことにはなりません。これではイカン。なぜなら、充実した生き方をするうえで、考えたり、工夫したりすることは人生の節目節目の選択で過ちを起こさないために不可欠な要素だからです。入試を通じてそれも学んでいることを肝に銘じてください。
 次回に続きます。

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