成果は自主性と学習量で決まる。⑨
2014年5月13日
続きです。
理科は大まかに植物・人体のような「暗記系」、水溶液のような「化学系」、てこ・ばねのような「物理系」に分かれます。よく「社会、理科は覚えればいいだけですから・・」とも言わたりしますが、覚える=パターン学習で対処できるのは「暗記系」で、それ以外は(もちろんパターンで解けるものもありますが)基本的には考えなければいけません。
ただ、「考える」と言っても「理系的能力」が必要だというわけではありません。受験レベルの算数・理科は「理系的思考」というより、「理屈で且つ論理的手法で物事を考える習慣が身についているか?」が問われているのです。
また、考えるときは頭だけでなく、同時に手を動かすなどして、全身で問題に対処してほしいと思います。理科、その他も含め「勉強のできない子」はとにかく手を動かしません。これは不思議と共通しています。手から受ける刺激は脳に直通します。その分効率が良い。めんどくさがって楽して解こうとすることが結果的に非効率的になっているという現実に気付きましょう。
次回からは理科と国語の話を少しさせていただきます。