勉強はきらいですか? ①
2014年2月27日
毎年この時期になりますと、当塾へのお問い合わせが増えてきます。そしてお子さんの現状について親御さんからいろいろな話(悩み)を伺います。よく話題に上るのが「子どもが勉強するのを嫌がる」「勉強時間はしっかり確保しているのに成績が伸びない」「勉強のことで親子間で諍いが生じてしまう」突き詰めればこの3点ということになるでしょうか?
「受験勉強の意義」については前回まで述べさせていただきましたが、そこでは「これを経ることによりさまざまなメリットを現在~将来にわたって享受できる」というお話をしました。そのことはご理解いただけたと思います。ですからお子さんが嬉々として学習するのであればそれは理想です。
ですが、実際には勉強が嫌いなお子さんは多数いる、進捗状況も当然良くない。それに気を揉んで不安になる親御さんも多数いる。その不安がストレスになりお子さんにつらく当たる。それに対してお子さんも反発し親子間で泥仕合が生じる。現実にはこうなることが多いですね。これは今昔・洋の東西かかわらずそうであろうと思います。
勉強することは自分を成長させるうえで有益なものだとわかっているはずなのに、 どうしてこういうことになるのか?その根本原因を正していかないと、「勉強はつらくて嫌なもの」が「当たり前」のこととして延々と続いてしまうことになるでしょう。そして学ぶ喜びを知らないまま過ごしてしまうことにもなるでしょう。
これはとても勿体ない。デメリットはあれ、メリットなない。
次回に続きます。