中学受験をする意義とは ➅
2014年2月25日
※ 平日は(水曜日17:30~19:30以外、ただしここも予約が入っています))定員となりました。土日で少々空きがありますが、若干名の募集とさせていただきます。ご了承ください。
さて、中学受験をする意義として、おさらいしますが、
① 学力のみならず、受験に伴う忍耐力・集中力・克己心などの「人間力」が同時に養われる。
② 基礎学力を応用させる過程の中で、幅広い知識と創意工夫する力、そして、柔軟な思考力も養われ、 自 分自身を幸福にする術を自ずと身に付けることができるようになる。を挙げました。これらは合否に関係なく得られる糧です。私が日頃申します「受験勉強自体が貴重な体験である」というのはこういうことを指しています。
そして、③として「成功体験を年少時から得られる」を挙げたいと思います。受験は過程も大事ですが、皆さんが望むことは当然のことながら「結果」だと思います。「努力したら報われる」という経験をさせることは、今後生きていく中で心の支えになります。そしてこの成功体験の積み重ねが充実した生き方にもつながっていくのです。その手始めが「中学受験」なのですね。
「御三家に入った」「偏差値の高い学校に入れた」。これも素晴らしいことですが、合格のため綿密に計画を立て、逆算して物事を考え、不断の努力の結果、勝利を勝ち取ったのであれば、どこの中学であれそのこと自体が貴重なのです。
どこの中学受験にも倍率が伴います。言い換えれば、合格は受験者の中で上位にいた生徒しか得られないというしくみになっています。この「受験生全体の中で上位にいた」こと自体が努力の結晶ですので賞賛されていいのです。これが私の日頃言っている「受験成功者は皆が主人公である」という意味です。
次回に続きます。