中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

物事を理屈で考える。①

2013年6月10日

※ 既報通り、平日の授業は満席ですので、キャンセル待ちの状態となります。土日はスポット授業に限り、受講が可能になる場合がございます。

 ※ どのようなお子様でも伸びる可能性は秘めています。それを開花させるのは「きっかけ」です。その「きっかけ」をご伝授するのが当塾の役割と考えております。関心のある方はお気軽にお問い合わせください。

 さて、個人的な話ですが、私は非合理的・非効率的なことが嫌いです。そして、理屈に合わない考えや行動にも嫌悪感を抱きます。

 例えば塾の「正月特訓」。

  これは「家族団らんで楽しく過ごせる機会をあえて犠牲にし、遊びたいというエネルギーを学習意欲へと昇華させていく」という発想だと思います、が、成績の上下に影響を与えるのは思考力の差であり、精神力の差ではありません。そこはご理解ください。そして、正月の1日も平日の1日も同じ24時間であることを忘れないでください。このような催しは平日の学習と正月の学習とではどのくらい成績の伸びに差がつくのかを分析し、証明できたうえで行うのであればいいのですが(笑)。

 また、「大量の宿題」。

 中には「これだけ課題を与えておけば、少なくとも「熱意のない塾」というレッテルは貼られずに済むだろう」とか、また、生徒の成績が伸びない場合は「こちら側は適宜適切に宿題を与えていますよ。もし成績が伸びないなら、それは本人が一生懸命やってないからではないですか?」とか、宿題を「言い訳代わり」「保険代わり」にしている不埒な塾もあります。ところで、お母さん、子どもの頃の「夏休みの膨大な宿題」は嬉しかったですか?意欲満々に取り組めましたか?また、夏休み明けに成績が「大量の宿題のおかげ」で飛躍的に伸びたという経験はありますか?おそらくないと思います。それはその量の多さに辟易し、宿題を「成績を伸ばすために利用する物」から「遊び時間を奪う邪魔物」」として考えてしまい「やっつけ仕事」の対象へと変質させてしまったからです。ですから、たとえ宿題は完成させたとしても、そのような心持では「仏を作って魂を入れず」の如く何の意味もありません。一つ良い事があるとすれば、それは「とりあえず休み明けに先生に叱られずには済む」といったところでしょうか?(笑)

 子どもの世界には(大人の世界でもそうですが)その他数えきれないくらい腹立たしい「非合理的なもの」が蔓延っています。ですが今回はこれくらいに止めておきます。

 日本では「屁理屈」「理より情」「理屈っぽい」など、理屈で物事を考えることを軽視する傾向があります。しかし、自然科学分野に限らず、我々を取り巻く環境・世界は理屈で成立っていることが多い。だとしたら、そこに基盤を置く者はそれに沿った思考をすべきなのではないでしょうか?

 学習においても算数・国語は理系・文系と分けて話されることが多いのですが、どちらにも共通しているのは「論理的思考」、つまり「筋道を立てて考えていく」という点です。算数はその通りなのですが、国語もそうであるということを知らない方は案外多いですね。また、その理解無理解の差が「いつも国語のできる子」と「できない子」を生み出す原因になっていることをご存じない親や講師も多い。だから国語のできないお子さんに対し「とりあえず読書量を増やしましょう」「感受性を育てましょう」などとトンチンカンな指示をする。本質を知らないとそんな愚行に走ってしまうことにもなりかねません。

 次回はその辺りをお話してまいります。

 

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