中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

失敗を失敗のままで終わらせない。②

2013年6月01日

※ 既報通り、平日の授業はすでに定員に達しています。これからのご参加は土日午前のスポット授業、祝日、夏期講習に限らせていただきます。ご了承ください。

※ 入試まで残り8ヶ月です。「このままではどうしようもない」「何とか合格ラインに近づけたい」とお悩みの方、是非ご連絡ください。お力になれると思います。

 前回の続きです。

 失敗を恐れない、失敗を次の成功へのステップと考える。これはお子さん・親御さん共にご理解いただきたいことです。また、四谷の合判・週テストが複数回あるのは「毎回一喜一憂してください」という理由ではなく、受験の度に自分の弱点を発見し、その克服で失点を防ぐ一方、逆にそれを得点化していくという好循環を習慣化させるためであること。こちらもご理解ください。

 親御さんが、その辺りのことを理解している。しかし、それでも成績が伸びないのであれば、それは明らかに受験生当事者の責任です。普段は仏のように?穏やかな私ですが、生徒の怠慢が明白になったときは鬼の形相でガツンと言うこともあります。以下の場合に限っては親御さんもカミナリを落としてもいいと思います。

 ① 失敗を成功に導こうという動き・努力・工夫・意欲が見えない。間違えた問題を解き直そうともせず、いつまでも放置したままでいる場合。

 ② 初見の問題でミスしたのならともかく、一度失敗した問題で性懲りもなく再三ミスを繰り返す場合。

 ③計算ミス・字の汚さ・表記ミスなどで「取れるはずの問題」で簡単に失点してしまった場合。(この場合はクドクド説教せず、一回限りの指摘に止める)

 これらは失敗を失敗のままで終わらせてしまう状況を生み出すことになります。これでは成長しませんし、意味がありません。

 もし、「どうせ見直してもそれが次のテストに出るとは限らないからやるだけ無意味だ」とか、「わからない問題を自分で解決するのがおっくうだ」とか、「自分の失敗を目の当たりにするのは情けないから、もう見たくもない」とか、「先生に聞きたいが、怒られそうで恥ずかしくて質問できない」とか、そういう言い訳に終始するなら、

 受験はやめましょう。

 そんな生徒は誰もいりませーん。

 根性なしを受け入れるほど、私立中学は寛容ではありません。そういう性質の生徒は真っ先に落としたい候補となるでしょう。

 何度も言いますが、失敗は失敗でいい。そして、それを克服することが一番大事。しかし、自ら努力・工夫することもなく、何とかしたいという意欲もなく、失敗をそのまま放置して再度それを繰り返すのであれば、これほど無意味なことはないということです。テストって受験料、つまりコストがかかっているんですよ。親が一生懸命働いたお金で「受けさせてもらっている」のですよ。その辺りも自覚してくださいね。結果的にお金をドブに捨てるようなことをやる。くれぐれもそんなマネだけはしないように。

 コストをかけた以上は利益を得なければなりません。生徒の皆さんは「失敗という無から成功という利益を生む」、という「錬金術」を身につけなければなりません。

 それを身につけるのは「能力」でも「才能」でもありません。「成功したい」という意欲、そして弛まぬ努力と工夫。それで十分です。

 早速机の中に閉まってある「放置したままで丸まっているテスト」を広げるところからスタートしてみませんか?

 次回に続きます。

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