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国語対策法を伝授

大事な幼児期の過ごし方。④

2013年5月07日

※ 好天に恵まれたGWでしたが、皆さん満喫されましたでしょうか?休日後ですので、受験生の方は本日より気を引き締めていきましょうね。私はこの間、相変わらずの授業三昧でした・・(笑)。

※ 前回の「特記 完全1:1授業にこだわる訳」につきまして、お問い合わせを多数いただきました。レギュラー授業につきましては平日分はすでに締め切りましたので、(スポットでの授業は可の場合もございますが)、それならば夏期講習から参加したいということで複数の親御さんから早々に御予約を承りました。ただ、当塾はレギュラー生だけで夏期講習のコマの7割が埋まってしまいますので、外部の方を受け入れる余裕があまりありません。正直、少数に限定されてしまいます。ですが、「前半の遅れを挽回したい」「一度でいいから成績が伸びる喜びを体感してみたい」というご希望に対しては、できる限りお応えしたいと思いますので、その場合は(先着順となりますが)お早めにお問い合わせください。

 さて、前々回の続きです。

 「御三家に合格させました」を大々的に宣伝し、そこに通えばあたかもそこに在籍する生徒全員がそのレベルに到達できるかのような「錯覚」を親御さんに与えてしまう塾がありますが、これは「傲慢」、もっと言えば「虚偽」。おこがましい以外の何物でもありません。なぜなら、そういうお子さんは幼少の頃からすでに「仕上がっている」ことが多く、そんな「神童」がたまたまその塾に入ったというに過ぎないからです。

 「神童に育てる」。その最大の功労者は親御さんです。我々塾の講師はほんのお手伝いをしているに過ぎません。

 ですが、神童などは望まない、自主的に頑張ろうとする子で十分。そのように育てるのも親御さん次第、逆に机に向かおうとしない子ども、堪え性のない子どもにしてしまうのも親御さん次第。

 このブログでは同じことを繰り返しますが、親御さんや講師がどれだけ子どもに愛情を注げるか、また、その意識を持ち続けられるか、重要なのはその一点です。私も子育て経験が豊富ですので、その辺りはリアルに実感できます。

 例えば乳児期、なかなか泣き止まない子、何が原因でそうなるのか、ミルクが欲しいのか?部屋が暑いのか?オムツを替えて欲しいのか?分からずとまどいながら過ごす毎日。 また、その頃は30分ごとに起こされますので、親の睡眠時間も1~2時間あれば十分。その後フラフラのまま出勤。毎日がヘトヘト。更にお母さんはそれだけではなく、掃除・買い物・旦那さんの食事の世話などもこなしているわけです。そして、この「子育てに翻弄される日々」はここを起点とし、現在まで続くんですね。

 「仕事だけしているお父さん」は本当にお母さんを労わってあげてくださいね。「子育て」という尊敬に値する行為を日々行っているわけですから。また、忙しい最中、夫婦で協力して子育てに熱心に取り組んでいらっしゃるお母さんお父さん。本当にお疲れ様です。ですが、二人からの愛情をたっぷり受けたお子さんはきっと親御さん想いの優しい子に成長してくれますよ。それが人というものだと思います。

 確かに子育てにより自分の時間は奪われます。思うようにならずイライラすることもあります。子育ての方針を巡り夫婦で対立することもあるでしょう。ですが、これは当たり前のことで、これらは「子どもを愛すること」を最優先に考えることで乗り越えられるものなのです。そして、それができる親御さんに育てられたお子さんが「自分で頑張れる子」、それを放棄してしまった親御さんに育てられたお子さんが「自主性に欠けた子」になる可能性が高いのです。なぜなら親が自分に格別の愛情を注いでくれていることを日々実感しているお子さんは、どうすれば親が喜んでくれるか、どうすれば親の信頼に応えられるかを考えられる優しさがあり、そして、親の言うことは間違いないという信頼・確信がありますので行動に迷いがなく素直に実行できるからです。そしてそれが「自主性」に繋がり、その継続が結果的に「出来上がった子」を育てることになるのですね。

 逆に「適当な子育て」「独善的な下手な子育て」「責任を放棄したような子育て」「感情的なふるまいをしつけと勘違いしているような子育て」をする親の言うことなど子どもは素直に聞きません。当たり前です。「適当にあしらわれている」「親から愛情が注がれていない」ことを感じた子どもには親を信頼したり尊敬したりする気持ちが欠如しているからです。「大人になりきれていない親」に育てられた子ほどかわいそうなものありません。親御さんは、子どもにとって唯一頼れるのは親しかいない、また、産んだ以上、親にはきちんとした子育てをする義務があるということを十分お考えください。

 「恩を売る」「親に従順な子にする」と言う話ではありません。「与えれば応える」が人間関係の基本です。その基本は信じたいですね。打算で子育てを考えるのであれば、その時点でそれは子育てとは言えない代物になっています。

 幼少期から現在に至るまで、どれだけ愛情を注げたか?そのように実行できたか?

 「怠ける子」「やる気のない子」「聞き分けのない子」を叱るのでなく、そうならないような子育てを幼少期に、もっと言えば物心がつく前から行うことが肝要なのです。

 次回は新しいテーマでお話しします。

 

 

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