中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

「受験生の親」を経験しました。⑦

2013年4月03日

前回の続きです。

 子どもがプラス思考できるような言葉遣いを親はする、そうすることでお子さんは気持ちよく机に向かうことができる。気持ちよく机に向かったお子さんはやる気を継続させたまま、いつの間にか学習習慣が身に付くようになる、というお話でしたね。

例えば

「だめじゃないの」でなく、「~すれば・・・になったはずだよね」

「勉強しなさい」ではなく、「勉強すれば~になれるね」でしたね。何より希望を持たせるような語尾にすることが大事です。

 さて、長年講師をしていますと、合格に不可欠な要素は「自主的に行う継続的な学習習慣」だということがわかります。よく「御三家に~人合格させました」と自慢げに語る講師もいますが、少し思い上がりが過ぎるのではないでしょうか?合格に至った最も大きな要因は受験生本人の自主性・弛まぬ努力であり、それを支えた「聡明な親御さん」の力なのです。そういうご父兄は学習を日々の食事・睡眠と同等レベルに習慣化させることに成功しています。

 もし、うまくいかないというのであれば、それを妨げるものが「親の感情的な叱咤」であることにお気づきください。成績が伸びない・家で学習しないというお子さんの親御さんの大半は「大人になりきれず、子どもに対し冷静且つ計画的な接し方ができない方」です。また、その対極にある「放任主義」は単なる親の子育て放棄で無責任極まりません。どちらも受験生を持つ親としては失格ですね。当たり前の話ですが、子ども以上に親がしっかりしていなければいけません。中学受験は親子の二人三脚で挑むものです。全てのことはお子さんから信頼を得られることからスタートします。

 「言葉遣い」の他に大切なことがあるとすれば、それは家の中が明るいということです。暗いとその原因は成績が悪い自分にあるのかな?と自分を責めるナーバスなお子さんもいます。真剣に学習する時間も大事ですが、お子さんの頭を常に躁状態にさせておくことも大事です。親は冗談の一つでも言って、場の雰囲気を和ませてください。毎日毎日お子さんが楽しい気持ちのまま眠りにつけるようにしてあげる。次の日は上機嫌な状態で目覚められるようにしてあげる。家庭の明るさはそのまま親御さんへの信頼・安心感につながり、安心したままの状態で学習に勤しむことができます。

 毎日が楽しいと約束されている環境下でこそ、お子さんは意欲的になれます。決して叱咤されたからやる気になるというものではありません。

 親御さんは「自分が子どもだった頃に、親にこういう風に接してもらいたかったな」という接し方をお子さんにしてあげてください。

 「小学校生活の中で受験勉強している期間が一番充実していて楽しかった」と感じてもらいたい。子どもが幸せであってほしい。

 理想論かもしれません。ですが、日頃そんなことを考えながら授業をしている毎日です。

 次回に続きます。

アイスクールでは

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