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国語対策法を伝授

「受験生の親」を経験しました。④

2013年3月18日

※ レギュラー授業の空きは平日は水曜日のみ、残り1名となりました。

 前回の続きです。

 「何のために受験するのか?」目的が明確にわかっていないのは低学年に限ったわけではありません。スランプに陥るとそれがわかっているはずの6年生ですら「本当は受験なんてやりたくなかった」「算数なんかやって意味あるの?」と投げやりになるのは一度や二度のことではないと思います。その都度「お前がやりたいと言ったからから受験をやらせるんだろ」「もう受験はさせないよ」と親が一緒になって興奮しているようではこの先希望は持てなくなります。

 お子さんがパニックになるのは構いません。親が子どもと同レベルの精神年齢で接するからおかしくなるのです。では、どうすれば?、それが今回のお話です。

  理解度×学習時間×やる気、これが入試成功の法則です。

 理解に欠かせないのが、その科目に対する興味。興味を覚えればそれは勉強ではなくゲームに近いもの、つまり楽しいものになります。ですから、ここで言う「学習時間」とは、「ゲームを楽しんでいる時間」であり、楽しさが持続できていればそれはそのまま「やる気が継続している」ということになります。この好循環を早めに築くことが大事です。

 つまり、前述の法則の原点は「楽しさ」にあります。ですので、親はお子さんの頭を常に躁状態にさせることが肝要です。

 ですが、テストを受ければ結果が出ない。自分から机に向かう気配もない。そんなとき親がついガミガミ言ってしまうのは仕方ないでしょ?と、反論されそうですが、前回申し上げたことを繰り返します。親は「大人」ですからよく考えてから発言し、よく考えてから行動するようにしてください。その発言・行動がその後、お子さんにどんな影響を与えるのかを逆算したうえで、思慮深く接することが大切なのです。

 親は子どものテストの結果が悪ければショックを受けます。でも、それ以上に傷ついているのは当事者本人です。ときにはテストの結果を見せなかったり、嘘をつくこともあるでしょう。それは現実を直視したくないからかもしれませんが、ただでさえ落ち込んでいるところに親が追い討ちをかけるように責めてくると、自分はもう立ち直れなくなるのではないかという防御本能、親に心配かけてしまったという申し訳なさなど、いろいろ心を痛めての行動だということを理解してください。そして、それを斟酌できるかどうかが親の器量なのです。ですから、「嘘つきは泥棒の始まり」「そんな子に育てた覚えはありません」などどすぐ責め立てる親御さんは一歩冷静になってお子さんの心の襞を読み取ってあげてください。

 受験生の頭を躁状態にさせる。受験を成功させた親御さんは基本的に明るい方が多いです。これは「よくしゃべる」とか「よく笑う」とかではなく、プラス思考の方が多いという意味です。私も去年は生徒に対し極めて穏やかに接しました。「永田先生はやさしい」とよく言われますが、これは言葉の暴力や叱咤を重ねてしまうと、生徒の思考が止まってしまいその結果、学習が非効率的にになってしまうからです。

 思考を活性化させるのは「励まし」であったり、「プラス思考」だったりするわけで、とにかくよくよく考えたうえで発言するよう心がけていました。わが子への接し方も同様でした。先日「受験勉強はしんどかったけれど、楽しくやれたし、充実していた」と言われました。これこそが私の目指してきたことです。それを理解してもらえたことは本当に良かったと思います。

 次回はお子さんをやる気にさせる言葉遣いの例を挙げてみたいと思います。

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