中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

「受験生の親」を経験しました。③

2013年3月14日

 前回からの続きです。

 まとめますと、「受験に対するモチベーションが低いうちから、また、遊びたい盛りの低学年のうちから中学受験に向けた学習を進めるのは、先取りをしているようで一見効率が良さそうだが、結果的にはダラダラ学習してしまう分、非効率になってしまう」「むしろ受験生としての自覚が芽生える6年生になってからの短期集中で一気呵成に仕上げた方が効率がいい」というお話でした。

 実際わが子の場合は5年の2月から受験勉強を本格的にスタートさせ、平日は4時間、土日は8~10時間を学習時間に充てました。このペースでいくと、夏休み中盤には「予習シリーズ」の範囲は一通り終了でき、夏以降は「四科のまとめ」と「過去問」に特化した学習がスムーズに展開できたことを覚えています。

 ここでポイントとなるのが、子に対する親の接し方です。いくら受験生にその自覚があるとは言え、まだ子どもですので、終始集中力が保てるわけではない。「10時間の学習」とは言ってもそれが「10時間机の前にいただけ」では意味がありません。そこで親御さんの出番です。中学受験はお子さんだけの話ではありません。親御さんの関わり抜きでは語れないものなのです。(実際、母親・父親のどちらかが無理解・非協力的である場合、お子さんの成績の伸びが限定されてしまうことが多いです)

 決められた時間内で、お子さんにできるだけ学習に集中させるためには、本人の自覚・やる気も大切ですが、親御さんの促し方・誘導の仕方がそれ以上に大切です。去年私はわが子に限らず、当塾生に対しても、その辺りで一番神経を使いました。

 一番避けたい接し方は「感情の赴くままに」です。お子さんが良い成績をとった、だから、褒める。お子さんが学習をサボっていた、だから叱る。このような「無計画な接し方」はいけません。特に感情の起伏が激しいと自覚されている方は、先ずそれを抑えることから始めてください。

 体罰を含め、「恐怖」で無抵抗な立場にある子どもを支配しようという考えはあまりにも安易で「大人」の取るべき行動ではありません。大人でしたらもう少しクレバーな接し方を研究してください。

 では、具体的にどうすればよいのか?その続きは次回とさせていただきます。

 

 

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