中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

中学受験の意義。④

2013年2月28日

※ 当塾は一人ひとりに対し、十分に目をかけていきたいという理由で徹底少人数主義を貫いております。そのため、毎年2週間前には春期講習が定員に達してしまい、遅れて応募された多くの方々にお断りのご連絡をせざるを得ず心苦しく思っていました。なるべく皆様にご迷惑をおかけしないためにも、今年は早めに春期講習募集を行います。(ただし若干名のみ・定員になり次第、募集は中止いたします。ご了承ください)

 さて、前回は「中高歴」というお話で終わりました。「中高歴」とは耳慣れない言葉だと思いますが、これを重視するのがここ最近の傾向です。なぜでしょう?

 例えば企業の人事担当者がそこに注目する理由があるとすれば、まだ脳が未発達な段階にある小学生が、過酷な中学受験に挑み、難関を乗り越えて合格した、そのこと自体に価値があると考えるからです。

 この価値はさまざまな要因が含まれています。

1.まず体力。例えば開成の運動会、麻布の文化祭など覗いてみればわかることですが、そこには「勉強のできる生徒」イコール「ガリ勉」「人間的魅力に乏しい」「運動オンチ」など「従来からの偏見に満ちた姿」は全く見られません。非常にエネルギッシュで楽しげです。頭のいい子は遊び方もうまい。このエネルギーはおそらく、学校が終わった後の塾通い、帰宅後の深夜までの学習、塾内のお友達とのコミュニケーション能力など、受験勉強に伴う「副産物」が有効に働いているからかもしれません。

 次に知力。「地頭」とでもいうのでしょうか。例えば灘中の算数、ラサールの国語などは並みの大人では解けません。それを「簡単に」解いてしまう能力。これは素質と無関係ではないでしょう。また、素質は感じられないまでも、本人の努力で苦手を克服し、向上していこうとする生徒もいます。むしろそちらの方が多数派でしょう。「素質があり尚且つ努力を惜しまない人」。企業側もこういう人は大歓迎でしょうね。

 更に忍耐力。長期に渡って受験勉強をしてきた生徒は間違いなく忍耐力のある子どもです。学校での長時間の拘束、その後の塾通い、そして大量の宿題、時には母親や講師の叱咤を受けながらそれに耐える、しかも息抜きの時間もない。よく頑張っていると思います。根性は「体育会系」の専売特許ではありません。受験生も「体育会系」の資質がこの間に養われているのです。

 最後に「中高一貫の中で築かれた人間関係」。これはとても濃いと思います。師弟関係も濃いでしょう。学校という組織の中で優秀な友とめぐり合い長期に渡り付き合え人脈も広がる、また、画一的ではない学校独自の授業を受けられ、そこでさまざまな考えや発想を得る機会が増える。そういう環境の中で育ったこのような人材に魅力を感じませんか?

 このように受験という修羅場を経験し「中高一貫教育→大学」と経てきた生徒は「公立中→公立高→大学」というオーソドックスな歩み方をしてきた生徒とは一味も二味も違ってきます。

 上記のような理由で「中高歴」が評価されつつあるのが昨今の流れですね。

 ここから「中学受験の意義」が見えてきそうです。

 では、次回に。

 

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