中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

中学受験の意義。①

2013年2月20日

※新学期が始まりました。新6年生はこれからの1年間は目標達成に向け頑張っていきましょう。毎日毎日の学習の積み重ねが大切です。

 さて、今回のお話は「中学受験の意義」についてです。入試も一段落つき、新学期を迎えるに当たって区切りもいいことですので「そもそも中学受験をする意義とは?」という根本について改めて考えようと思います。

 入試も終わり過去を振り返ったとき、ここ最近の傾向として目立つのが、① 実力を遥かに超える学校を志望校に組み入れない。(記念受験はしない)② 滑り止め校しか受からなかった場合、不本意なままそこに進学させるのではなく、あえて公立校に進み高校受験で「リベンジ」を図る。③ ②ゆえに無理して1月受験をさせない(昨今の不景気を反映して受験料・入学金を抑えたいという理由もある)など、非常に堅実な受験をされる方が増えているということです。そして、「頑張った証としてどこでもいいから受かった私立校に進学する」という判断がやや減少傾向にあるということです。「受かったのに進学しない」というのも以前にはあまりなかったことです。

 これは中学受験での無駄を極力抑えたものにしたいという表れだと思いますし、また、中学受験を「有名校を目指して悲壮感を漂わせながら行う」というものではなく、一種の「小学校時代のイベント」として「気楽に」とらえようとするご家庭が増えてきているということなのだとも思います。つまり、以前よく見られたような「何が何でも(御三家などを)第一志望校に」とお子さんに無理を強いたり、お子さんも悲壮な覚悟で受験したりするといったことではなく、自分の学力をピークを持って行く努力をしたうえで、その上限に当たる学校を第一志望校に副えるという「志望校設定の仕方」方がより合理的で健全だと考えるご家庭が増えてきたということなのだと思います。

 私はこのような傾向になりつつある中学受験がようやく本来の姿に戻ってきたのではと思います。

 そもそも学習するに当たって「親や講師が叱り飛ばしながら」とか「子供や生徒が泣きながら」などが付随すること自体がおかしいと思います。学力を伸ばしていくことは喜びです。その結果、受験が成功することは更なる喜びです。このように「喜びのベクトル」に向かっていくのに、なぜ「怒りや悲しみ」を持ち込ませる必要があるのか、昨今問題になっている体罰などもなぜ必要なのか、本当に疑問です。「伸び伸びと力を伸ばしていく」でもいいのではないでしょうか?

 そういう意味で最近の「気楽に受験させる」「入試をイベントとして考える」という傾向は私の歓迎するところです。

 ただ、頑張った証としてできれば志望校に合格したい合格させたいというのは入試に携わるもの皆の共通の願いであり目標だと思います。これは何とか実現させたい。

 しかし、その前に「中学受験をする意義は?目標校に入る意義は?」を考えておかなくではいけません。「受験し合格はしたが、一体何のため?」では、後々ブレが生じ自家撞着することにもなりかねません。

 次回からはそのことについてお話していきたいと思います。

 これは中学受験

 

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