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国語対策法を伝授

入試まで残り10日です。

2013年1月21日

※ 来期の授業ですが、平日と土曜日の一部に少々の空きがございます。例年2月上旬で定員になることが多いので、授業参加ご希望の方は早めにご連絡ください。

 さて当塾生の1月入試はここまで順調でした。あとは2月入試。残り10日ですね。この時期になると「あと10日しか残っていない」「もう何をやっても間に合わない」と悲観される方もいますが、私としては「まだ10日もある」「やれることはヤマほどある」という考えです。

 まずは「もう大丈夫」という分野と、「まだ不安が残る」という分野、そして「まだ理解できていない」という分野を峻別しましょう。そして、「もう大丈夫」という分野は思いっきり捨てましょう。ここは放っておいても得点できますから。

 「まだ不安が残る」という分野はその不安が解消されれば全て得点に転ずるわけですからスルーするワケにはいきません。時間をかけて学習している割に定着の悪い生徒は、間違いなく「書いて覚える」という手間を軽視しています。定着させるためには労を惜しまず「書く」こと。これが最も効率の良い学習法だということを覚えておいてください。

 「まだ理解できていない分野」は自力で学習することが困難ですので、塾の講師に質問(理解できるまで)し、きちんと納得させ悩みを解消すること。「恥ずかしい」とか「今更こんなこと聞いて怒られないだろうか」とか、そんなことを気に病んでいること自体、受験生として失格です。もっと貪欲になってください。講師も生徒の合格のためなら喜んで協力してくれるはずです。最近の塾の講師は優しいのでそういう方は多いですよ。

 過去問で時間を使うのはそろそろストップでいいですね。傾向と時間配分さえ体得できればOKです。過去問を解いている時間がこの時期になるともったいないので四谷生なら「四科のまとめ」の徹底チェックでいいと思います。「四科のまとめ」に載っているのは「受験生として取れるはずの問題」ばかりですので、ここで落とすと、あっという間に他生徒との得点差が広がります。こういう問題は確実に取れるようにしていきましょう。

 難問奇問で得点することを狙うより、ケアレスミスを絶対にしないことを重視してください。そして、「取れるはずの問題」「取れて当然の問題」「正答率が50%を超える問題」「過去に解いたことのある問題」は必ず得点化すること。

落ちる生徒とはこれらが徹底されていない「自分に甘い人間」のことを指します。

 頑張っていきましょう。

 

 

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