中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

受かる理由と受からない理由。④

2012年5月07日

※ GWが終わりました。また「日常生活」に戻りますね。「学習計画を立てたがうまく機能しなかった」「つい遊びすぎてしまった」という皆さん。そうこうしているうちに入試日は刻一刻と近づいてきますよ。そういう方は本日から軌道修正を図ってください。

※ 今年も平日の授業はほぼ満席となりました。土曜日の午後に若干余裕がありますので、受講ご希望の方はお問い合わせください。(1~2名)

※ 「入試まで残り9ヶ月なのに何も見えてこない」とお悩みの方、そうなってしまったのには必ず原因があります。第三者に相談することで解決できることもありますので、お困りでしたらお問い合わせください。力になれると思います。

 さて、前回もお話しましたが、中学入試の合否はお子さんの家庭での過ごし方で決まるということです。これは「中学受験」にのみ言えることで「高校入試」「大学入試」は対象外です。

 なぜなら、小学生は自我が確立しておらずその幼さゆえに「自主的な学習」を求めるのが現実的に難しく、軌道に乗せるためには保護者である親の誘導が不可欠となるからです。ここで大事なことは、親に子どもを誘導する資格があるかどうか、厳しく言えば、受験生の親になるにふさわしい資質が備わっているかどうかということです。何度も言いますが、入試は家庭学習で決まります。入試もその通りに決着します。言葉は悪いのですが中学入試は「親の代理戦争」の様相も孕んでいるのです。

 先日体験授業にいらっしゃった親子のお話ですが、とても素直な感じのお子さんでしたので好印象を持ちました、が、親御さんが「いかにうちの子ができないか」を本人を目の前にして滔々と私に語り始めるような方でした。それを聞いていて辛くなったのでしょう、お子さんは終始うつむいたままでした。また、当塾では体験授業を通して講師の手法を親御さんにもご覧いただき、ご納得されてから入塾いただくという段取りなのですが、その方は授業を見ることもなく、また、お子さんの様子を見ることもせず、買い物に出かけてしまいました。後日、私が丁重に入塾をお断りしたのは言うまでもございません。

子どもを産めば誰だって親になれます。その資質の有無に関わらず。

 親は子どもを支配しようと思えば、いくらでもできてしまうくらい強い立場にいます。逆に子どもは親の「いかにも理不尽な」と思える要求にさえも応じなければならないくらい弱い立場にいます。

 親御さんにはお子さんのご機嫌を取れとまでは言いませんが、せめて多少なりともその立場を慮り、同じ目線に立ったうえでの発言・指導をしていただければと思います。その「親の権威を乱発しない慎重な振舞い方」が、お子さんからの「うちの親は僕のことを考えて発言・行動してくれている」という信頼につながり、こうして親子関係がうまくことがひいてはスムーズな家庭学習に繋がっていくのです。

 家庭学習がうまくいかないのは、お子さんが勉強嫌いだとか、入試を軽視しているからではありません。そこには「あなたに指図されたり、言われたくないよ。あなたに親としての資格があるのか?」という親へのメッセージが込められているのです。

 幼い頭に受験勉強は過酷です。そんな状況を慮れば、

 お子さんの勉強時間中はテレビなんか見ていられないはずです。

 親自身も少しは4教科の内容に触れてみようとするはずです。

 ねぎらいや励ましの言葉もかけられるはずです。

 子どもに寄り添う時間を少しでも増やそうとするはずです。

できることから始めてください。

中学入試は親で決まりますから。

 

 

 

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