受かる理由と受からない理由。
2012年2月22日
※ 新5年生の授業ですが、空きが平日は火・水のみとなりました。ご了承くださいませ。
※ 1ヶ月後の春期講習ですが、外部生の募集は5名ほどにさせていただきます。こちらも併せてご了承くださいませ。
中学入試も終わり、新学期も残り1週間で2月が終わります。今年はHPに掲載しました通り、去年以上に「受かる理由」を追求し、「受からない理由」を更に徹底排除した合理的な授業を展開してまいります。
さて、その中学入試で成功する生徒、失敗してしまう生徒の違いとは一体何なのでしょう?
まず、学習量の差が考えられます。しかし、中学受験を目指す生徒の大半は大手の塾に通っており、平日2~3回は塾での約4時間の授業、土曜日は週テスト、日曜日は特別授業と学習量自体にそれほどの差はありません。
では、学習意欲の差でしょうか?しかし、仮に親から受験を強制されたとしても、自分自身も「~中学に入りたい、合格のためには自分から学習することも必要だ」くらいの気持ちは持っています。また、どの生徒も入試間近になれば自ら能動的に机に向かうものです。ですから、学習意欲そのものは受験を目指す者であれば皆一様に持っていますのでそこで差がつくことはあまりありません。
もちろん、それらが満たされていればそれに越したことはありません。合格に近づく要素になり得ます。しかし、「あれ?、それほど勉強しているとも思えない、いつもヘラヘラしているA君がなぜ受かったの?」逆に、「いつも熱心に取り組んでいたはずのBさんがどうして失敗したの?」など「あり得ないとされること」が現実に起こるわけです。
先天的能力の差でしょうか?遺伝でしょうか?
かもしれませんが、私の考える「受かるための一番大切な要素」は
「入試で他者よりも一点でも多くとれる能力」。これに尽きると思います。
「そんなことは当たり前だ」とお思いかもしれませんが、では、生徒さんはそれをトコトン追求した学習方法を取っていますか?講師はそのような指導をしていますか?マンネリ授業に陥っていませんか?という話になります。上記にある「やる気」「意欲」などは精神的事由。これに頼っていたのでは進化しません。
普段ヘラヘラしていてもそれを心得ている生徒は受かります。逆に普段真面目であってもそこが抜け落ちている生徒は失敗します。
「本当の真面目さ」を求めなければ入試は成功しません。
次回はその辺りに触れてまいります。