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国語対策法を伝授

学習を習慣化させるには。②

2011年12月01日

※ 来期に入塾を希望される方の問い合わせが増えています。対象生徒は新5,6年生です。当塾は代表である私が目の届く範囲での指導をモットーとしておりますので、あまり多くの生徒さんを受け入れることは望んでおりません。心の底から成績を伸ばしたいと切望されている方のみをお受けしたいと思いますので、その点はご了承ください。

※12月に入りました。2月の入試まで残り2ヶ月、つまり60日です。1科目当たりの持ち時間は15日ずつですね。去年の生徒の第一志望校合格率は70%でしたが、実はこの時期からの生徒一人ひとりの奮起によってそれはもたらされました(HPの合格体験記参照)。ただ、がむしゃらな学習だけでは非効率的です。分析力・データーに基づいた学習に切り替えることが必要です。効率良く受かっていくためのコツはあるのです。今年もそれをご伝授いたします。当塾生の皆さん、頑張ってついてきて下さい。

 さて、前回の続きです。「学習習慣は物心がつく頃から始めましょう」。」というお話しでしたね。また、それに向け家庭内の環境を整えることも大切だというお話もいたしました。

 お子さんというのは時代・洋の東西・幼長を問わず「勉強」という言葉に拒否反応を示します。それは勉強そのものが嫌いというわけではなく、それにより時間が拘束され(その間、自分が本当にやりたいと思っていることが出来ないというストレス)、更に、結果を出すことを強要されるからです。ですから、このようにプレッシャーに満ちた環境に置かれると、本来楽しいはずの学習がお子さんにとっては「勉強」になってしまい、自分から向き合っていこうという気力が萎えてしまうのです。

 幼い時期に学習習慣を定着させることが望ましいのは、上記のようなプレッシャーを与えることなく、自然な形でそれを日常の一部に取り入れることが可能だからです。

 幼児期の学習は「興味」から、もっと簡単に言えば「面白いことをトコトン追求させる」ということからのスタートです。

 ここで注意が必要なのは学習させようとする親の意図・誘導をお子さんに感じさせないことです。例えば理科に興味を持たせたい、だからその入り口として子どもの好きそうな「恐竜博物館」へ連れて行く。「ウルトラマンの怪獣」と似ている恐竜を目の当たりにすればお子さんだって興味を持つでしょうし、面白いと感じるでしょう。ですが、そこで「何時代の恐竜なの?」「何を食べてるの?」「どうして滅んだのかな?」などと焦って質問責めにしないことです。この瞬間お子さんは「親は僕に勉強させようとしているな、ウザイな」と思い、博物館から退出したがります。

 一番大事なことは「構わない」ことです。最近の親御さんはお子さんにベッタリくっつき過ぎです。これじゃ、疲れますよ。こういうとき親御さんはお子さんに興味の赴くまま、させたいままに行動させ、その間お母さんはベンチに座っていればいいのです、楽していてくださいね(笑)。そうして待っていればお子さんのほうで勝手にいろいろなことを報告しにやってきます。「お母さん、あのね、恐竜ってね・・・」と。

 そのときお母さんは「へーそうなの?」「すごいねー」などと、適当に(?)相槌を打っていればいいのです。すると、お子さんは「自慢」しに、また報告にやってくる・・・という繰り返し。こんなことを続けていれば自ずと知識も定着し、この日1日だけで「恐竜博士」の誕生です。帰るとき、余韻に浸っている子どもに恐竜図鑑をねだられたら買ってあげる。すると、図鑑の内容だけでは物足りず、そこからいろいろな動物にも興味を派生させることになる、更にその時代にも興味を持つようになる。

 知識を数珠繋ぎさせる、この流れが大切なのです。

 それには「お子さんに構わない」こと。これがポイントですね。

 次回に続きます。

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