当塾では「学習時間が終わったから残り時間を遊びに使う」ではなく、「まずは一時間の完全リラックスタイムありきで、残り時間を学習時間とする」という方針です。
例えば「今日は8時からどうしてもみたいテレビがある」というのであれば、事前に親から8:00~9:00にリラックスタイムを得ることを承認してもらってください。そしてその時間はおおいに楽しみ楽しませること。すると、こんなスケジュールが具体的に浮かび上がります。
(例) 火曜日(塾のない日)
17:00~19:00(算数・・苦手な差集め算と場合の数に絞った学習)
19:00~19:40(食事・食後の休息)
19:40~20:00(国語・・20分で集中して漢字20問暗記)
21:00~21:30(理科・・「予習シリーズ」の天体の単元の確認)
21:40~22:10(社会・・「予習シリーズ」の奈良時代の単元の確認)
22:10~22:30(寝る前の入浴・家族との語らいなどの心を安静に保つリラックスタイム)
22:30~6:30(しっかり8時間睡眠)
如何でしょう?四教科万遍なく学習でき、しかも無理のない継続可能なスケジュールだと思いませんか?しかも自ら計画したものなので意欲的の取り組めます。
このように申しますと「でも塾があるので忙しい」「でも塾の宿題に追われて」という意見が噴出します。しかし、そう言っている時点で塾通いや大量の宿題が「学習の足枷」になっていると認めていることになるのです。これは本末転倒ではないでしょうか?当塾のHPをご覧いただければお分かりになると思いますが「タイトな塾通いこそがお子様の意欲と学力を妨げる元凶である」ことにそろそろお気付きいただきたいところです。次回は「宿題の弊害」について触れていきたいと思います。