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国語対策法を伝授

やる気にさせるには。⑧

2011年10月28日

※11月3日(木祝)の「1日だけの国語の授業」は残り1名(12~14時枠)となりました。参加ご希望の方はお問い合わせください(先着順)。次回は11月23日(水祝)です。

※当塾生の第2回四谷合判テストの成績が出揃いました。第1回と比べ、算数の偏差値UP率は100%(塾生全員成績アップ!)、国語は85%という素晴らしいものでした。 算数での最大上げ幅は偏差値30.2→40.6、国語は46.5→56.6でした。共に10ポイント以上の上昇です。皆さん、よく頑張りましたね。

※テストは「生き物」です。生徒が一問一問に対し、真心を込めて丁寧に解くことを心がければ、テストはきちんとそれに応えてくれます。逆に雑な字で書いたり、平気で空欄を作ったりするなど「テストに対し失礼で投げやりな態度」をとると、たちまち「復讐」されてしまいます。答案用紙からは生徒一人ひとりの心が見えてきます。次回のテストでは誠意を見せてください。テストは修養の場なのです。

 前回は「ご家庭での学習環境を整えることの大切さ、また、親(特に母親)の接し方一つでお子さんは良くも悪くもなる」ということについてお話をいたしました。

 さて、ここまで「やる気にさせるには?」ということで話を進めてまいりましたが、実は私自身、学習に「やる気」を持ち出すことについては甚だ懐疑的なのです。なぜなら「やる気」というのは所詮感情ですし、感情はその時々の気分で変化します。そんな不安定なものに頼り、受験勉強の長丁場を乗り切れるものなのかと日頃疑問に思っているからです。

 お子さんに「今日はやる気がある」と言われれば親御さんは安心でしょう。逆に「今日はやる気がない」と言われれば心配でしょう。そして、無理にやらせようとして挙句親子喧嘩になってしまい、その結果お子さんはますます机から遠ざかるか、または、不承不承机に向かうかのどちらかになるでしょう。いずれにせよ受験環境としては不健全ですよね。それどころか「何のための受験なのか?」という初心も見失いがちになります。

 前回まで述べてきたことは、その不安定な「やる気」に頼るのではなく、学習を「習慣化」させるためのノウハウでした。習慣とは?そうです、毎日朝起きたら顔を洗う、食後歯を磨く、三食きちんと摂る、というレベルです。これらは「やる気」で行うものではありません。「今日は歯を磨きたくない気分なんだよね」で歯を磨かない、なんてことはありませんよね。

 学習も日常生活の習慣の一環として組み入れる。好きとか嫌いとか関係なく、「決まりごと・子供の義務」として考える。

 以前、優秀なお子さんの共通点として、「勉強は好きでも嫌いでもない」という話をいたしましたが、このようなことを言う理由は、彼らは好き嫌いで勉強をするのではなく、すでに習慣化された中での学習をしているだけであり、いちいちそのような感情に左右されることなく、淡々と「習慣」を行使しているだけだからです。

 ですから、習慣化された中で学習している彼らに対し、親御さんもガミガミ言う必要はないのです。またそんなに褒める必要もないのです。学習の習慣化を家庭内で確立した優秀な親御さんは常に淡々としています。歯を磨いているお子さんに「やっとやる気を出して歯を磨いているね、良く頑張ったね」などと褒めないように。

 少し長くなりましたので、今回はここで終了いたします。

 次回に続きます。

 

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