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国語対策法を伝授

今でしかできないこと

2010年3月16日

 三月も半ばを過ぎ、そろそろ春期講習が始まります。それが終わるといよいよ新学年としてのスタートを切ることとなります。そこからカウントすると六年生は中学入試まで残り十ヶ月。そこからはあっという間に日々が過ぎ去っていきます。「そのときから頑張ろう」ではなく、今から頑張ってください。一日スタートが遅れたり、無駄にしたりするたび、合格からは確実に遠ざかっていくと肝に銘じてください。

 さて、今(具体的時期で言えば三月中旬~四月中旬)すべきことはひたすら前学年の復習です。新六年生は五年生当時学んだことがしっかり頭に入っているでしょうか?おそらくかなりの部分忘れてしまっているはずです。そこを再確認することが大切です。(例えば四谷系の塾に通っている生徒でしたら「予習シリーズ五年上下」を一ヶ月かけ一日三時間程度で総復習をする。そしてわからないところは放置せず、必ず講師に質問し、疑問を残さないようにする、それを積み重ねていく。)

 焦らなくても大丈夫です。ですから自分のペースを乱してまで先取りの学習をする必要はありません。土台をしっかり固めることを優先させ神経を集中させましょう。次へのステップはそれからでも遅くありません。

ここで大切なことはそれを「自分の意志」で行うことです。受験するのは自分ですよね。受験したいのは自分ですよね。でしたら、当事者意識をもって取り組んでください。この意識の有無が十ヶ月後の結果を決めるのです。この意識が乏しければ何時間学習しても結果的に徒労で終わってしまいます。

 「とは言っても、ついさぼってしまいそうだ」という生徒のために当塾では「自習室」を設けています。講師が巡回するなかでの自習ですから少しは緊張感をもって取り組めることと思います。

 一日一日目標を忘れず過ごしていきましょう。

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