やる気にさせるには。⑤
2011年9月27日
※ 10月10日(月祝)開催の「1日だけの国語の授業」は残り2名で締め切りとさせていただきます。
※ そろそろ四谷の合判テストの結果が出る頃ですね。第1回のテストは(第3,4回のテストと違い)偏差値の伸び以上に、○○○の伸びに注目することが大事なのです。これが伸びていれば夏の学習は成功だったと言えます。今回当塾生はほぼ全員が○○○をアップさせました。夏休みに頑張ったという証拠ですね。そして、次回のテストに向け良い兆しを得られました。○○○についてお知りになりたい方、「夏休みに頑張ったのにテストで成果が出ない?なぜ?」とお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。「国語の解決策」をお伝えいたします。
さて、前回は「高い次元とは?」で話が終わりました。 そして、これは「優秀な親御さんがいる家庭で比較的醸し出されやすい」というお話しもいたしました。どういうことなのか?今回はその説明ですね。
優秀な親御さんの共通点は仕事が忙しいということです。ですから、必然的に残業を家に持ち帰ることが多く、書斎のない家庭ではその代わりとしてリビングを使ったりします。皆さんも子供の頃「今日は休日なのに、お父さんは忙しくてどこにも連れて行ってくれない」といった経験はございませんでしたか?
ところで「一家団欒」とは何でしょう?それは、夜の一時を家族で遊んだり、休日に皆で出かけたりすることを指すのでしょうか?それも大事でしょうが、私は一家団欒の目的は「家族の絆を強める」ことにあると考えています。ですから、そこには娯楽的要素は必ずしも必要だとは考えていません。家族の絆を強めるためのアプローチはそれだけに止まらないはずです。
リビングで残業をしているお父さん。そんなお父さんに「空気が読めないな」と、ぼやくお子さん、「お父さん、残業を家に持ち込まないでください」「もっと子供と遊んでやってください」と、叱るお母さん。
そして、お父さんは家族の圧力(?)に屈し、仕事は後回し。そして、不本意ながらも子供に付き合ってゲーム三昧の夜を過ごす。 せっかく、優秀なお父さんがいるのに、子供の成績が伸びない家庭とはこんな家庭です(笑)。「家庭はいつも楽しくなくてはいけない恐怖症」に駆られるとせっかくのチャンスが生かせなくなります。
実はお父さん以上に賢くなければいけないのはお母さんなんですね。「中学受験は母親で決まる」と言われますが、お母さんの家庭でのふるまい方で入試のほとんどが決まってしまいます。
入試は「一家団欒力」=「家庭の絆力」=「家庭力」=「母親力」で決まります。
では、前述のケースではどうすべきだったのでしょうか?そして、そこからお子さんの学習意欲を高めるにはどうすべきだったのか?「高い次元」の醸し出し方とは?そもそも「高い次元」とは?
諸々の続きは次回とさせていただきます。